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【コラム】フローラS/強気の重賞挑戦が能力の裏づけ、ギュイエンヌに注目!

2008年04月25日18時30分 / 提供:UMAJIN

UMA-JIN
【コラム】フローラS/強気の重賞挑戦が能力の裏づけ、ギュイエンヌに注目!
新馬戦は東京コースを快勝! “瞬発力”でオークス切符をつかめるか!?(写真はチューリップ賞出走時) 写真一覧(2件)
 以前、取材時に“ある乗り役”から「府中の2000mは瞬発力が必要」というような話を聞いたことがある。

 確かに、いったんスタートして隊列が決まってしまうと、最後の直線を迎えるまでは動けるポイントがほとんどないのがこのコースだ。向う正面や3〜4コーナーで中途半端にポジションを上げても、ラスト1ハロンで息切れしてしまうことは必至。だからこそ、スタート直後の隊列のまま直線まで動かない展開が大半となり、スローペースで直線だけの瞬発力勝負、といったレースが圧倒的に多くなる舞台なのである。

 今週末のフローラS。人気は前走のフラワーCで後方馬群から34秒9の末脚でそれぞれ2着、3着に入線したレッドアゲートとシングライクバードあたりか。
 ゴール前の脚は際立っており、追えば追うほど伸びるのでは、といった印象。しかし両馬ともに3〜4コーナーで激しく鞍上の手綱が動き、豪脚を見せたのもほぼ大勢が決した後のこと。あの末脚は瞬発力ではなく、スタミナや総合力に裏づけされたものではないか、という感は否めない。

 手元の取材メモに、興味深い走り書きがあった。
「相当な瞬発力に加え、ゴール前のひと伸びに勝負根性を感じた。思った以上に奥が深い1頭」――

 ギュイエンヌのデビュー戦(08年2月17日 東京1800m)で、後藤騎手が彼女を絶賛していた際のコメントである。そのレースで繰り出した34秒0という上がりタイムはメンバー中最高で、数字上の裏づけアリ。もちろん、フラワーC組のそれと単純に比較できるものではないが、この中間は後藤騎手が付きっきりで調教をつけており「気性面が成長して折り合いもピタリ。 息使いも良くなって、走りに余裕が出てきた」と、現場からの報告も入ってきている。新馬勝ち時以上に実力をつけているのは間違いなさそうだ。

 前走、新馬勝ち直後に強気の挑戦となったチューリップ賞は12着大敗。レース後に「スタートで出負けして、直線は1頭になりフワフワと走っていた。レースに全く参加していない」と陣営はコメントを残している。しかし“全く参加していない”ながら上がりタイムはオディールに次いで、メンバー中2番手。こと“瞬発力”に関しては確かなものを持っている。

 人気面では全くの盲点となるだろう本馬だが、コース適性は十分。いきなり通用の下地はあるだけに、その走りには注目したい。
(佐藤壽恭)
関連ワード:
舞台  チューリップ  新馬  フラワーC  フローラS  

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