【オトコ魂】悶絶女子プロレス観戦レポート!
2008年04月29日20時00分 / 提供:オトコ魂
女子高校生がキャーキャーと黄色い歓声でリングサイドに押しかけていた女子プロレス全盛期からすでに二十数年、あの全盛期を知らない若者も増えている。あれから「女子プロレス」はどうなったのだろう?ベテランのライターでプロレスに詳しい、須山浩継氏に話を聞こうと、ちょうど新木場の1stRINGで行われていた「Pro Wrestling WAVE」の試合に行ってみた。
「Pro Wrestling WAVE」は新木場の1stRINGをベースにしている2007年に旗揚げをした新進の団体だ。メインの専属所属選手は、大会プロデュースなども手がける「GAMI」、きれい系レスラーの「桜花由美」の2枚看板で、最近アイドル系レスラーの「春日(ハルヒ)萌花」が専属契約を結んだとのこと。その日のカードは5試合で、
第一試合・・・春日萌花vs植松寿絵(WAVEのコーチを務めているフリー)
第二試合・・・闘牛・空(フリー)vsさるぼぼ(JWP)
第三試合・・・GAMIvs立野記代(LLPW)
第四試合・・・木村響子(フリー)vs石川修司(ユニオン)
第五試合・・・桜花由美vs春山香代子(JWP)
所属レスラーが少ない団体としてはいかに観客を楽しませるかを考えた多彩なカードが組まれていた。須山さんに話を聞く前にリングサイドで試合を観戦してみたがこれがおもしろい!女子プロレスをリングサイドで真剣に観たのは初めてだったが、こんなおもしろいものがあったのか、という感じだ。
第一試合のアイドルレスラー春日萌花は清楚な白いウエアで鬼コーチの植松のしごきに耐えるという20分一本勝負。試合前にリングサイドで見た春日萌花は細身で可愛く、どう見てもプロレスラーには見えない。ところが試合が始まるとなかなか機敏な動きで鬼コーチの植松を翻弄する。いやいやなかなかのファイトだ!アイドル顔の春日が鬼コーチにガンガン向かっていくが、逆にやられるたびにリングサイドのオトコたちから「ハルヒ!」と声がかかる。これからファンが多くなりそうな選手という感じだ。
第二試合はコミカルなプチストーリー設定で覆面レスラー、「闘牛・空」vs飛騨高山名産の「さるぼぼ」の試合。「くまぼぼ」が出現してのコントで笑わせながらもプロレスに突入すると3人とも機敏な動きだ。テレビのお笑いタレントにはないこの運動能力の高さが見ていておもしろい。
そして第三試合は大会プロデュースなども手がけるGAMIvsベテラン立野記代。
中年の体型に近づいている立野だがここまでやるかというフリフリガウンで現れ、さすがに女子プロレスの全盛期を知っているベテランの貫禄。デジカメで立野を追っていたリングサイドの観客もまた「中年のおじさん」だった。
第四試合は5月4日に「ハードコアレディス〜引かない女たち〜」という大会で男子選手相手のデスマッチを予定しているアフロヘアの木村響子だが、195cmの巨体で自分の倍近い体重のオトコ、石川修司を相手にガッツのある試合を見せた。世の中にはオトコより潔いオンナがいるものだが、この木村響子などはその筆頭という気がする。このあたりから筆者も観客の観察を忘れて思わず試合にのめり込んでしまった。
そして、トリはWAVEの看板レスラー桜花由美vsJWPの春山香代子の試合だ。
二人とも体がよく動く。桜花は手足が長く女優かタレントという美形レスラーだがメタル色のコスチュームのせいか近未来コミックに出てくるかっこいい女戦士のフィギュアのようだ。それに対して春山はオレンジのピラピラコスチュームをなびかせて筋力とバネのある素早い動きで桜花を翻弄する。春山が軽々とロープに上りガンガン桜花を攻めるため、思わず筆者も3歩踏み出してオタクっぽい観客と一緒になって「オウカ!!」と叫んでしまったが、ロープ際で悶絶する桜花は美しかった。そうか、ここに女子プロレスにハマる醍醐味があるのか・・・と、納得した試合だった。
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