現在は腰の負傷により戦線から離脱しているトリーだが、その人気は相変わらず。現No.1ディーバの地位は不動か・・・。

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4月19日(土)東京・原宿で、WWE日本初となるパブリック・ビューイングが開催された。あいにくの空模様となったが、会場のクエストホールには、熱心なWWEファンが集結。遂に日本放送日を迎えた『レッスルマニア24』を楽しんだ。

イベントのゲストには、“日本人メジャーリーガー”フナキに、“WWE No.1ディーバ”の呼び声高いトリー・ウィルソンが駆けつけ、ファンの歓声を集めた。

しかし、そのトリーは、現在腰の負傷により戦線を離脱。WWEのツアーには参加せず、療養を続けており、トリー自身も現地の日記に引退を示唆するコメントを掲載するなど、ファンの間では引退が囁かれるようになっていた。その真相はいかに?今回来日したトリーに、さっそくインタビューを試みた。

――昨日の夜ついたばかりということですが、ホテルではゆっくり休めましたか?

「今回のホテルは景色も綺麗だし、とても素敵よ。実は移動中に少し体調を崩していたから、昨日は着いてすぐに寝ちゃったの。まだ、日本はエンジョイできていないわ」

――では、大好きなお寿司もまだ食べていないんですか?

「そうなの。とはいえ、毎回日本に来るたび、目が廻るようなスケジュールだからゆっくりと食事を味わったりもできないんだけどね。最近、日本で食べた一番美味しい食べ物は、空港で食べたお寿司だったかしら?」

――最近はツアーから離れていると聞きますが自由に楽しんでいるのですか?

「それが意外と忙しいの。毎日、病院に行って治療を受けるでしょ。それが1〜2時間かかるの。しかもファンと会えないのって、とても寂しいことよ」

――ちなみに、自由な時間は何をしていますか?

「お店を始めたから洋服のデザインといったお店のことを忙しくやっているわ」

――レスリングは、もうやらないの?引退するとか?

「実は、前々から故障していた背中が、あまりよくないの。出来れば、すぐにでもリングに復帰したいんだけどね。これまで、2回手術をしているんだけど、お医者さんからもきちんとした生活を続けたかったら、今リングに戻るのは賢明じゃないっていわれているわ。だからカムバックの時期は早いとはいけないえないわね。ただ、今後もリングに戻ることを考えて、治療に当たりたいわ」

――今の状態は?

「ずっと、忙しかったから息抜きでもあるわね。でも、WWEは私にとって家族のような存在よ。だから、頭から離れることは決してないし、できることなら早く戻りたいわ」

――レッスルマニア24では、何が特に印象に残っていますか?

「リック・フレアーの試合はもちろん、息を呑んで見守ったわ。とても感動的な試合だったわね。全ての試合に、それぞれものすごい見所があって、ひとつは選びにくいけど、マネー・イン・ザ・バンクっていつも感心するわ。だってハシゴが高いんだもの、すごくね!どうやってあんな危ないところに上がって、あんな危ないことして、歩いて戻っていけるのかは全く理解できないわ。

でも、私を含めて、あのような素晴らしい舞台に立てることは全てのスーパースターにとって光栄なはずよ。私も、リングにいることができればって思ったわ」

――では、過去のレッスルマニアで、一番お気に入りの試合や出来事は?

「参加したWMは全てお気に入りよ(笑)。それぞれに大切な思い出が入っているから。もちろんマジソン・スクエア・ガーデンでのプレイ・ボーイ・マッチ(レッスルマニア20)も、良く覚えているわ!最高の舞台に立った瞬間だったもの」

――初めて観たレッスルマニアは覚えていますか?

「そうねぇ・・・、記憶力はあまりいい方でないから、覚えていないわ。レッスルマニア17かしら?ヒューストンでの大会は印象深いわね。そう、ロックとストーン・コールドのね。今、私がテキサスに住んでいるからそれもあるわね。あと、次回のレッスルマニアもヒューストンよ」

――最後に今回のレッスルマニア24について一言お願いします。

「今回のレッスルマニアは、これまでの最高のもの1つよ。全部が見所満載の試合ばかりだから、まだ観ていなかったらぜひ、楽しんで欲しいわ!これからも応援してね!」

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