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“皐月賞”にかける人々、東京・立川の「場外」を取材して

“皐月賞”にかける人々、東京・立川の「場外」を取材して
4月20日、立川場外の居酒屋で(撮影:工藤和江)
【PJ 2008年04月21日】− 異様な雰囲気につつまれる、東京・立川「場外」。一獲千金を夢見て、今日も人々が集まる。筆者も、あわよくば、何○○万の獲得金を夢見て、“皐月賞”スタートの午後3時40分前には到着した。まず、券の買い方から教えてもらって、なんとか予想する馬の券を自動販売機で購入した。

 “場外”の周りには、放送を流すテレビを設置した飲み屋さんが多くある。そのなかでひとつの居酒屋を選ぶと、レース・スタートまでその店で“しけこむ”。

 いよいよレースがはじまると、お客はほとんど皆、テレビの画像にくぎづけとなる。自分の予想した馬が何等になるか、自分が購入した馬券を見つめながら息をつめて画面に見入っている。スタートになると、店の中の空気が靜かになり皆テレビの画面に見入っていた。筆者も何点か馬券を購入したのでレースの成り行きをみつめた。

 レースの結果がわかると、“当たった”人は即、交換に行き、当たらなかった人は肩を落として帰路につく。そんな中で、かれこれ30年近くもレースを見てきた“達人”に出会った。

 普段はどこかに務めていると思われる人がいた。レースが始まると、自分が買った馬券を見ながら、テレビの画像をくいいるように見ていた。果たして、自分の予想は当たっているか?緊迫の瞬間である

 ほんの瞬間のレースで、“天国”か“地獄”か、決まってしまう。“穴馬”をみつけた人は大もうけし、当たらなかった人は馬券を破き、またの機会に運をかける。

 場外に行って感じたのは、いかにも長年、競馬をやっている感じの人もいれば、若い学生さんや、うら若い女性なども来ている。いかに皆“一獲千金”をねらっているかわかる。

 国が基本的な生活を保障しないかぎり、国民は自分でなんとか生計をたてようと思い、最終的にはこのようなギャンブルに頼らざるを得ないことになる、ということを痛切に感じた一日であった。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 工藤 和江【 東京都 】
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