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橋本知事の涙に「知事いじめではない」と市町村が釈明。

大阪府の橋本徹知事(38)は市町村との意見交換会で、補助金削減案について猛反発を受けた。知事は理解を求める発言の途中で感極まり声を詰まらせ目に涙を浮かべる場面もあった。

4月17日、大阪府庁別館で橋本知事と市町村との意見交換会が行われた。
知事は2008年度予算で1100億円の削減を目指しており、改革プロジェクトチームでは市町村への補助金削減案を提案しておりその説明が行われたのだが、市町村の補助金は暫定予算でカットされたうえに改革プロジェクトチームで削減案で知事に対して市町村から「全面戦争」との声も出たといういきさつがある。

この日も市町村側は猛反発し知事へ集中砲火を浴びせた。
「府庁内部でまず血を流すべき」「市町村全体が枯れ果てて死んでしまっている。これがあなたの言う大阪を輝かせることですか」「子どもが笑う、大人も笑う(と言ってきたが)どこが笑っているんですか」「血も涙もない」
といった厳しい意見が続いた。

黙って聞き入っていた知事は最後に立ち上がり発言を始めたのだが、
「正直、今の公務員は人件費が高すぎる。みなさん、いっしょになって考えてもらって・・・・」

知事の声は途切れ、目には涙が浮かんでいた、

「・・・・ぜひ、大阪を立て直したい、よろしくお願いします」

と言い終わった目は真っ赤だった。

予期せぬ出来事に思わず市町村側も「知事いじめをしているのではない。府民の側で申しています」と釈明する場面もあった。
各首長からは「感情が入って良かった」という声もあれば、「あれはない」と"禁じ手”と言わんばかりの声も聞かれた。

終了後涙の理由を問われた知事は「お願いしているだけです」と多くは語らなかった。

知事と市町村とのこの問題、日本国の縮図のようである、「内部でまず血を流すべきだ」という市町村の意見も「公務員組織は人件費が高すぎる」という知事の本音も、国会議員や官僚組織に聞かせたいものだ。
今回の会見では市町村との溝は埋まらなかったが、大阪府が改革の成功例をつくってくれれば、国も知らんふりはできないだろう、無駄遣いをやめてくれるのではないか。
そんな期待もこめて橋本知事には頑張って欲しい。

( 編集部 TAKESHI )
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