植草事件控訴審、まともな審理なく棄却
2008年04月16日16時52分 / 提供:PJニュース
電車内で痴漢行為をしたとして東京都迷惑防止条例違反に問われ、1審有罪(懲役4月)を受けている元名古屋商科大学客員教授の植草一秀被告の控訴審判決公判が16日、東京高等裁判所で開かれた。田中康郎裁判長は1審判決を支持し、控訴を棄却した。植草氏は上告する方針。
冒頭、裁判長が主文を読み上げると、植草被告は一瞬険しい表情を見せたが、後は淡々としていた。矛盾の多い検察側目撃者の供述について、今判決は「眼鏡を掛けていたのを覚えていないのは不自然といえない。供述は具体的かつ明確で被害者の供述とは矛盾しない」と擁護した。
一方、被告に対しては「酩酊(めいてい)して記憶がないと言いながら、細かな点を覚えているのは不自然」とし、弁護側目撃者の証言についても女性が声を出したのを覚えていない点を挙げ、「信用性がない」と切り捨てた。
公判は30分ほどで終わった。閉廷後、植草氏はコメントを発表し、推定無罪が推定有罪になっている刑事裁判の現状を批判。「わたしが罪を犯しているなら、正直に事実を認めて罪を償っております」と打ち明けた。
控訴審は3月17日に始まり、2回目で幕を閉じるあっけない展開となった。新たな繊維鑑定や関係者の捜査段階での供述調書、逮捕者の証人尋問など約10項目に及ぶ請求はすべて却下され、まともに審理されなかった。判決について弁護団は、「植草氏が犯人であるという極めて強い予断に基づいて結論を下し、誠実、公平に証拠を評価して審理しようとしなかった」と批判した。
2審で弁護側は、検察側が実況見分を行った事実を隠していたことにも言及した。事件2日後の2006年9月15日(金)に検察側目撃者は警察立ち会いの下、実況見分を行ったことが再現報告書で明らかにされているが、この目撃者は初めて警察官と接触したのを9月16日(土)と1審で証言している。今回の判決理由では「検察に隠す意図はない」と述べただけで、この矛盾を無視した。
検察側目撃者が証言する電車内での位置関係や植草氏の当日の格好の食い違いは謎のままだ。被害者との距離77センチを適用すると、被害者は車両の真ん中ではなく、進行方向右側に立っていたことになる。植草氏が「少しうつろな目をして」いたことを目撃しながら、眼鏡を掛けていたことを記憶していない。犯人の左手が被害者の左のお尻の側面を触っているのを右方向に見たとしながら、植草氏が傘を左手首に掛けていたことに気付いていない。犯人の右肩が見えたと主張しながら、植草氏が右肩にかばんを掛けていたこと覚えていない。しかも、「重心が右に傾いていて変な格好をしている」と証言している。
駅事務室から蒲田署まで連行した青木警官が植草氏の供述をねつ造した疑いも放置された。「電車の中で、女性に不快感を与えるようなことをしました」との自白があったと青木警官は公判で証言したが、弁解録取書や青木氏のメモにもどこにも記述がない。
繊維鑑定では、被告の手指から被害者のスカートやパンツの構成繊維は1本も見つけられなかった。「色調が類似した獣毛繊維」3本が検出されたとの結果は主観的であいまいすぎ、被害者のパンツのものとされる無色綿繊維は、空気中に無数に認められる。4件もの繊維鑑定を行ったのは被告の手指からスカートの構成繊維が見つけられなかった証拠であり、科警研が顕微分光光度計による鑑定結果を出さなかった不可解さを指摘した弁護側の疑問に答えていない。
植草氏は事件当時酩酊(めいてい)しており、つり革にもつかまらず両手で被害者の左右のお尻を触っていたとの容疑は合理性を欠く。弁護人は植草氏の犯行時のアルコール摂取量が「正常な運転が困難な状態」と同程度だったことを指摘した。
冒頭、裁判長が主文を読み上げると、植草被告は一瞬険しい表情を見せたが、後は淡々としていた。矛盾の多い検察側目撃者の供述について、今判決は「眼鏡を掛けていたのを覚えていないのは不自然といえない。供述は具体的かつ明確で被害者の供述とは矛盾しない」と擁護した。
一方、被告に対しては「酩酊(めいてい)して記憶がないと言いながら、細かな点を覚えているのは不自然」とし、弁護側目撃者の証言についても女性が声を出したのを覚えていない点を挙げ、「信用性がない」と切り捨てた。
公判は30分ほどで終わった。閉廷後、植草氏はコメントを発表し、推定無罪が推定有罪になっている刑事裁判の現状を批判。「わたしが罪を犯しているなら、正直に事実を認めて罪を償っております」と打ち明けた。
控訴審は3月17日に始まり、2回目で幕を閉じるあっけない展開となった。新たな繊維鑑定や関係者の捜査段階での供述調書、逮捕者の証人尋問など約10項目に及ぶ請求はすべて却下され、まともに審理されなかった。判決について弁護団は、「植草氏が犯人であるという極めて強い予断に基づいて結論を下し、誠実、公平に証拠を評価して審理しようとしなかった」と批判した。
2審で弁護側は、検察側が実況見分を行った事実を隠していたことにも言及した。事件2日後の2006年9月15日(金)に検察側目撃者は警察立ち会いの下、実況見分を行ったことが再現報告書で明らかにされているが、この目撃者は初めて警察官と接触したのを9月16日(土)と1審で証言している。今回の判決理由では「検察に隠す意図はない」と述べただけで、この矛盾を無視した。
検察側目撃者が証言する電車内での位置関係や植草氏の当日の格好の食い違いは謎のままだ。被害者との距離77センチを適用すると、被害者は車両の真ん中ではなく、進行方向右側に立っていたことになる。植草氏が「少しうつろな目をして」いたことを目撃しながら、眼鏡を掛けていたことを記憶していない。犯人の左手が被害者の左のお尻の側面を触っているのを右方向に見たとしながら、植草氏が傘を左手首に掛けていたことに気付いていない。犯人の右肩が見えたと主張しながら、植草氏が右肩にかばんを掛けていたこと覚えていない。しかも、「重心が右に傾いていて変な格好をしている」と証言している。
駅事務室から蒲田署まで連行した青木警官が植草氏の供述をねつ造した疑いも放置された。「電車の中で、女性に不快感を与えるようなことをしました」との自白があったと青木警官は公判で証言したが、弁解録取書や青木氏のメモにもどこにも記述がない。
繊維鑑定では、被告の手指から被害者のスカートやパンツの構成繊維は1本も見つけられなかった。「色調が類似した獣毛繊維」3本が検出されたとの結果は主観的であいまいすぎ、被害者のパンツのものとされる無色綿繊維は、空気中に無数に認められる。4件もの繊維鑑定を行ったのは被告の手指からスカートの構成繊維が見つけられなかった証拠であり、科警研が顕微分光光度計による鑑定結果を出さなかった不可解さを指摘した弁護側の疑問に答えていない。
植草氏は事件当時酩酊(めいてい)しており、つり革にもつかまらず両手で被害者の左右のお尻を触っていたとの容疑は合理性を欠く。弁護人は植草氏の犯行時のアルコール摂取量が「正常な運転が困難な状態」と同程度だったことを指摘した。
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
| 1 | 2 |
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
関連ニュース:痴漢
- 大阪市環境局は問題山積ゲンダイネット 01月17日10時00分(34)
- 9割以上がスカート姿かわいい、ではズボンの女子制服ってどう?
RBB TODAY 01月21日07時52分(30) - タイガー・ウッズ、デビッド・ドゥカブニーに元大統領!セックス中毒ってどんな人?
ロケットニュース24 01月28日21時51分(10) - 刑事事件に対する未熟な報道 ― 小沢問題からの考察を中心にNothing Ventured, Nothing Gained. 01月16日13時57分(6)
- なぜ著名ジャーナリストがここまで騒ぐのか(検察捜査と報道の問題点)Nothing Ventured, Nothing Gained. 02月10日00時01分(4)
- << 交差点の安全な誘導法の実…
- 国内一覧
- 東京の人口、全国の10%に… >>
国内アクセスランキング
- 男と女の官能事件簿 無関係の男性を「レイプ未遂犯」にした身勝手な人妻(2)リアルライブ 09日18時00分(20)
- 【女性編】異性の扱いに慣れていないと感じてしまう行動ランキングCOBS ONLINE 10日10時00分(9)
- [夫婦同日逮捕]窃盗と横領、別容疑で 宮城県警毎日新聞 09日23時55分
- 【ワイドショー通信簿】小沢幹事長に「ふざけんな!」 テリー、机叩きながら怒った理由
J-CASTテレビウォッチ 09日15時03分(23) - 同じ女子大生に連続わいせつ=会社員、容疑で逮捕−神奈川県警時事通信社 09日12時29分
- 放火容疑で27歳女逮捕=「給料が安くいらいら」−警視庁時事通信社 09日17時53分
- 【ワイドショー通信簿】部品交換?しませんよ トヨタのリコール「送信」でOK
J-CASTテレビウォッチ 10日12時55分(6) - 民主党“偽装”疑惑…あの議員やっぱり“経歴詐称”してた
ZAKZAK(夕刊フジ) 09日17時00分 - 外国人参政権付与、反対続出=与野党と意見交換会−全国都道府県議長会時事通信社 09日19時14分
- [枝野幸男氏]行政刷新担当相に就任 鳩山内閣、閣議決定で毎日新聞 10日11時55分
注目の情報



























行きの電車、帰りの電車で