【バンディエラ語録】岡野雅行/山田暢久/内舘秀樹 連載12
今季に懸ける強い思い
「浦和レッズマガジン4月号(3月12日発売)より」10年以上のチーム在籍年数を誇るこの3人は、年齢こそ30を越えたが、今もなお浦和レッズの中心選手として飽くなき挑戦を続けている。
「バンディエラ」たちの言葉から現在のチーム事情が見えてくる。
16年目のシーズンを迎えたJリーグが8日、開幕した。バンディエラ組の岡野雅行と山田暢久は15年目の区切りの年で、内舘秀樹はプロ生活13年目のスタートを切った。
チーム最年長の岡野は7月で36歳、内舘はこの1月で33歳の誕生日を迎え、山田は9月で33歳になる。3人とも年輪を重ねてきただけに、今季もベテランならではの味を発揮してくれるはずだ。
ハード日程でくたくたになった昨年の疲れを取るため、オフはひたすら長かった。2月4日、さいたま市内の神社で恒例の必勝祈願を行った後、大原サッカー場での2部練習で始動。11日から24日までは、初の
グアム合宿を行った。
1月初旬は自主トレーニングの季節だ。しかし今季は、ホルガー・オジェック監督から選手に対して解禁日とメニューが告知された。
基本的にサテライトの選手は7日から、トップチームは15日からスタートという指示が出た。30〜40分のランニングは、ハートレート(脈拍)を130〜140に保ち、会話をしながら走れる程度の負荷とスピードに制限されていた。これに体幹スタビリゼーション(腹筋や背筋)のメニューが加
わった。
2006年夏、ギド・ブッフバルト前監督の要望で大原サッカー場のピッチの横に設置された坂道を使って上り下りすることは禁止されていた。
岡野は平川忠亮とともに、1月28日から5日間、沖縄で自主トレを行った。オフの期間中は家族とゆっくり過ごしていたとあり、沖縄では2部練習を敢行し、短期集中でフィジカルメニューをこなした「とにかく走り込んだ。よく走ったし、トレーナーをつけてバランス系のメニューも取り入れたんですよ。だから始動日から足がつりそうになるくらい頑張れた。グアムでもフィジカル中心のきつい練習だったけど、けがなく乗り切れた。沖縄で走り込んでおいてよかったです」とベテランらしくマイペース調整の成果を強調した。
内舘は解禁日を前倒しし、サテライトと同じ7日から大原サッカー場で自主トレを開始した。主にランニングを中心に行ったほか、友人とフットサルを楽しみながら体を動かした。
グアム合宿では右脚内転筋を痛め、新潟とのテストマッチ初戦を休んだほかは、元気に動き回った。「今年もハードな日程になりますから、やっぱりシーズン前に1年間耐えられる体づくりをしておくことが大事。いいパフォーマンスを出すためにも、徹底的に体を追い込みました」。さすがに内舘クラスになると、合宿での体のつくり方を熟知している。







