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高田薬局の「背信行為」にマツモトキヨシが憤怒   

 提携先だった高田薬局とウエルシア関東との経営統合を受けて、マツモトキヨシは4月11日、同社と契約関係すべてを解除するとともに、業務提携を解消した。

「背信行為であり当社との信頼関係が破壊された」

 マツモトキヨシが、3月14日にウエルシア関東との経営統合に合意した高田薬局へ憤っている。高田薬局は、マツモトキヨシと2001年に業務提携を結び、商品の仕入や物流センター機能の共有化、出店に関する情報交換など提携先として密な関係を築いてきた。

 しかし高田薬局は今年3月14日に、マツモトキヨシに対して事前説明なしに、業界のライバル企業であるイオン・ウエルシア・ストアーズの関東における中核企業「ウエルシア関東」と株式移転による共同持株会社設立および経営統合に合意、これを受けてマツモトキヨシは「業務提携関係にありながら、株式会社高田薬局のかような行為は、背信行為であり当社との信頼関係が破壊されたと言わざるを得ない」(同社プレスリリース)と怒りを隠さない。

 同社は、4月11日、高田薬局に対して契約解除通知書を発送し、契約関係すべてを解除するとともに、業務提携を解消を発表。この件における、同社への影響は軽微とのことだが、昨今ドラッグストア業界は再編が進展しており、さらに2009年から異業種の医薬品販売参入で競争激化は必至だけに、提携先の高田薬局がライバルに吸収された事実は小さな問題としては片付けられない。

 今回の経営統合は、業界首位のマツモトキヨシとライバルにあたるイオン・ウエルシア・ストアーズの生き残りをかけた合従連衡の動きを一層加速させそうだ。

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MoneyZine編集部[著]

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