3月31日から行われているストーンヘンジの大規模な発掘調査によって、ついにストーンヘンジが何のために作られたのかがわかりかけているそうです。Wikipediaによれば、これまでは「太陽崇拝の祭祀場、古代の天文台、ケルト民族のドルイド教徒の礼拝堂」などのために作られたのではないか?とのことでしたが、それとはまた違う解釈が可能なようです。

詳細は以下から。
BBC NEWS | Science/Nature | 'Breakthrough' at Stonehenge dig

今回の発掘調査の資金を出しているBBCの報道によると、ストーンヘンジは「治療のため」に作られた可能性が高いとのこと。ポイントはストーンヘンジを構成する岩や石の中に「ブルーストーン」と呼ばれているものがあるということ。このブルーストーンを古代の人はわざわざ250キロメートルもの距離を移動させてきており、理由としては「治癒力」があると信じられていたため。

詳細についてはBBCにて秋に放送される予定で、以下にある番組のサイトからストーンヘンジを360度くるくる見渡すことができるパノラマムービーがあります。

BBC - History - Stonehenge Dig 2008 360° Panorama


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