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昭和25年、終戦後の混乱期から神戸市民らに親しまれたゾウの「諏訪子」永眠=4月19日にお別れ会

昭和25年、終戦後の混乱期から神戸市民らに親しまれたゾウの「諏訪子」永眠=4月19日にお別れ会
写真提供:神戸市建設局王子動物園  「諏訪子」。 写真一覧(3件)
【PJ 2008年04月11日】− 神戸市立王子動物園で10日午前、国内最高齢(65歳)のインドゾウ「諏訪子」が永眠した。王子動物園の石川園長は10日午後2時から、神戸市役所市政記者室で記者会見を開き、「諏訪子」の臨終時の様子などについて話した。同園は、4月19日(土)午前10時から、「諏訪子のお別れ会」を実施する予定だという。

 石川園長は、園内で「諏訪子」の公開は今月4日まで行っていたと話したうえ、「2カ月前くらいから、食欲が落ちていました。「諏訪子」の好きな食べ物は、りんご、バナナ、かぼちゃ、青草、わらなどでしたが、1カ月くらい前から、ほとんど食べなくなりました。今月4日からは、職員が24時間、監視体制をとっていました。7日に倒れ、それ以後、寝ていました。足や耳は、パタパタと動いていた状態でしたが、今日の午前5時50分、動かない状態になりました。ゾウの平均寿命は50歳くらいですので、60歳以上生きるのはまれなことだと思います。人間では、100歳を超えている年齢ですので、大往生だと思います」などと話した。

 さらに、「諏訪子」が王子動物園にやってきた経緯について、「戦後の混乱期の昭和25年、アジア動物をたくさん連れた船が、大阪港に入港しました。その際、各動物園が、動物の買い付けをしました。神戸市は、ゾウと黒ヒョウを当時のお金で100万円で買い付けました。昭和25年に、王子動物園の前身である神戸市立諏訪山動物園に来日し、次の年の当園開園日には歩いて現在の王子動物園までやってきました。それから現在まで57年間、当園の歩みとともに飼育され、王子動物園のシンボル的な存在として、たくさんの方に親しまれてきました」と、「諏訪子」が戦後の混乱期から神戸市民らに親しまれていたことを説明した。


「諏訪子(すわこ)」について
・長鼻目ゾウ科インドゾウ
・性別:メス
・出生地:インド(野生)
・出生年および年齢:1943年(昭和18年) 65歳(※国内最高齢)
・移動歴
 1950年(昭和25年)9月28日
  神戸市立諏訪山動物園に転入
 1951年(昭和26年)3月21日
 神戸市立王子動物園に転入
・繁殖歴:なし
・死亡日時:2008年(平成20年)4月10日(木)午前5時50分

諏訪子のお別れ会
・日時:平成20年4月19日(土)午前10時00分
・場所:神戸市立王子動物園ゾウ舎東側(「諏訪子」寝室前)

■関連情報
神戸市立王子動物園
諏訪山公園

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パブリック・ジャーナリスト 渡辺 直子【 兵庫県 】
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昭和25年、終戦後の混乱期から神戸市民らに親しまれたゾウの「諏訪子」永眠=4月19日にお別れ会
神戸市立王子動物園で10日午前、国内最高齢(65歳)のインドゾウ
昭和25年、終戦後の混乱期から神戸市民らに親しまれたゾウの「諏訪子」永眠=4月19日にお別れ会
神戸市役所内の市政記者室には、多くの報道陣が集まった。(撮影
  
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