ホストやキャバクラのボーイといった、お水の世界を経て、業界初となるホスト出身の力士が誕生する。

これは、高砂部屋に籍を置く、山下智徳(20)が、5月の夏場所で新弟子第二検査を受けることを受けて報道されたもの。今年の2月まで大阪・ミナミのネオン街で働いていた山下は、父で落語家の桂楽珍(桂文珍の弟子)と共に、高砂部屋の稽古を見学した際、男と男のぶつかり合いを目の当たりに、衝撃を受けるや不退転の決意で入門を志願した。

しかし、前途は多難だ。力士となる新弟子検査を前に最初の難関となるであろう、体重の問題が立ちはだかる。入門当時は体重58キロ。受験資格体重の67キロには程遠く、高砂部屋の先輩、横綱朝青龍からは「牛乳を飲め」といったアドバイスを受けたという。

その甲斐あってか、現在は65キロにまで体重を増やすことに成功、5月の新弟子検査の受験資格に後ひと息に迫った。「サッカーとブレイクダンスの経験しかないけど、早く兄弟子に勝てるようになりたい」とその意気込みを語っている山下。念願の力士となり、幕内優勝を遂げた暁には、シャンパンタワーでの乾杯となるか?
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