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「白熱電キュー」の灯を消すな。消して儲かるヤツに「おキュー」

「白熱電キュー」の灯を消すな。消して儲かるヤツに「おキュー」
"Egg Light Ball" (撮影:池野 徹)
【PJ 2008年04月08日】− 「温暖化防止」「省エネ」と言う掛け声のもとで、チョット聞くと、それは正しい事だと思うが、地球上に生息している生き物たちが、どう理解しているだろうか。極点の氷が溶け出している。海が溢(あふ)れて島が浸食される。大気汚染されて、病気が蔓延(まんえん)して来る。動植物の生態に異変が起きている。こういう大切な事を、誰が理解しやすく説明してくれて、生き物たちの将来に希望を見いだす事を確信させてくれて来たのか。

 世界の流れもそうだが、日本は温暖化抑制に世界をリードしているような事を聞くが、果たしてそうであろうか。今何をしなくてはならないか、その先は何をしなくてはならないか。全くほんとうの理解はされていないだろう。人間が科学文明の発展とともに流して来た、「負の財産」処理を、今になっていきなり生き物たちに、あれこれせよと言っても理解できない。

 それより、この温暖化防止と省エネというのは、一つのブランドになり、製品になり、企業が参入して、いかに世界相手に儲(もう)けるか、商売にしようとしている事が優先されている事だ。温暖化防止の美名のもとに、利益をたくらんでいる企業が多い事か。ガス排出量取引を行うのが、日本で開かれる洞爺湖サミットの本音である。

 政府は、サミット前の洞爺湖で「温暖化懇親会」を開いたらしいが、低炭素化社会のためにと、具体例として、2012年までに、「白熱電球」の生産と販売の廃止を甘利経済産業大臣が明言した。1880年頃(ごろ)、トーマス・エジソンらによって発明され、闇夜に光を得て来た時代の産物を、いきなり美名のもとに廃止する。文化文明は進歩するのは当然だが、生活のインフラになっている灯(あか)りの世界を、一気に変える、古いものは切り捨てる、その風潮が人間らしさを奪って来ている事に気がつくべきだろう。便利なもの、金もうけするものが、すべて「良の財産」ではない。

 太陽系にいる地球人は、太陽の恩恵を受けて生きている事を思い出したら良い。夜が明ける美しい輝かしい光の朝を迎える、自然の光の一杯溢れているうちに人間の営みを行い、陽の落ちる侘(わ)びしさを感じながら夜の闇の世界へ、しかし、人間は、人工的な灯りを手に入れ、夜も営める。やがて眠りにつく。窓から射(さ)す目映(まばゆ)い光で目覚める。そんな人生のインフラである光の世界。光と影のある、そこに人間がいる。ビルのオフィスの照明はフラットな冷たい蛍光灯だ。全て見えれば良い。自分の家で寛(くつろ)いだり、レストランで食事をする時は、暖かな白熱電球のスポット的な光が生活に潤いを与える。クリエイターの環境も然(しか)りである。

 白熱電球は、人工光源の中でも演色性があり、写真や映画、テレビの撮影光源として広く使われている。それに対してLEDとか蛍光灯はそうはいかない。調光器も使えない。つまり、白熱電球を当然残しながら、それと同等の光源電球を開発してから、提示すべきだ。疑似白熱蛍光電球は価格も高い、点火時間も長い、長期使用、重量、調光性、発色性と、これらを改良してから人々に発表すべきだ。人間の道具だ。快適なものを使う権利はあるだろう。皆同じ顔して、同じ製品を使えば幸せと言うものではない。

 温暖化防止の環境を考えるなら、もっとやるべき事と、プライオリティがあるだろう。タバコ絶滅とか、車の排出ガス皆無とか、都市対策再生とか、戦争絶滅とか、根本的に自然回帰を真剣に考えるとか。いまは、ひとり、ひとり美名のもとに騙(だま)されない事が、肝心のご時世である。

 「テカテカ ツルツル ヒカヒカ ピカピカ オヤジの アタマを 見直ソウ」

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 池野 徹【 千葉県 】
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