【オトコ魂】ALWAYS・あの日に帰りたい大人たち
2008年04月10日20時00分 / 提供:オトコ魂
「ALWAYS 三丁目の夕日」(東宝)は2005年11月に公開され、興収35億円、観客動員数284万人のヒットとなり、その続編「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(東宝)も昨年11月に公開以来、今年2008年の3月には370万人を突破するというロングランを続けている。そして「三丁目の夕日」という言葉は昭和のノスタルジーを代表するキーワードのひとつとしてすでに定着している感がある。
映画のストーリーとCGでのリアルな再現風景に感涙した人も多いと思うが、この映画は単に団塊の世代のノスタルジーに止まらず、舞台設定の昭和32〜33年にはまだ生まれていなかった現在20代〜40代の人たちにも受けているという。
「昭和」という時代に子供時代を過ごした30代〜50代にとっては「良き時代」「良き家族」に向けてのオマージュになっているところが受けているのだろうが、なぜ昭和の記憶が無い20代の若者にまでこの映画が受けているだろうか?おそらく「三丁目の夕日」はひとりひとりの心の中にある、なつかしい「日本の原風景」を具体的な映像にして見せたものなのだろう。経験がある人は懐かしく、経験が無い人もそれなりに懐かしく見えるというから、そこがおもしろい。
ところで、主力となっている30代〜50代観客層の郷愁をさらに駆り立てるのが下北沢にある駄菓子屋、「悪童処(わるがきサロン)」だ。昨年秋には映画とタイアップして世田谷の商店街が企画した懐かしい昭和ストリートのグッズを景品として供出した店で、下北沢の一角に50年の長きに渡って知る人ぞ知る「正統派駄菓子屋」として君臨している。
「続・三丁目の夕日」で再度感涙したついでに店を訪ねようと思ったがこの「駄菓子屋」、夜しか開いていない。「駄菓子屋」なのに夜しか開いていないとはどういうことだ?と、改めて春の宵に訪ねてみた。
店は、昭和30年代のものと思しき懐かしいメンコや着せ替え人形の貴重なシートやブリキのおもちゃで溢れて居る。しかもその貴重な着せ替え人形シートを惜しげもなく下敷きにして古いブリキのおもちゃが小さなショウウィンドウに飾ってあり、店の前には小さなおもちゃ入りのダンボールが山積み状態。店内は人ひとりが通れるほどの狭い通路を挟んで、両脇の棚にありとあらゆる駄菓子とおもちゃとそれを収納してある箱が並んでいる。いわゆる鰻の寝床型店舗。ちょっと体格の良いお客が入ってきて奥まで行こうとすると、「皆さ〜ん、一度全員カニ歩きで店の外に出ましょう」と言いたくなる狭さだ。それこそ「三丁目の夕日」をリアルに生きてきた東久条さんはここで50年間駄菓子屋を営んでいる悪童の親玉だ。シニカルな弁舌が冴える昔の秀才タイプだが、毎日ブログを更新しきちんと時代を捉えて的を得た批判をされるため、一言一言に思わず感心し尊敬してしまう。親切にいろいろと秘蔵品を出して見せて下さった。
「悪童処(わるがきサロン)」は、大人の駄菓子屋と称しているとおり、夕方6時にならないと開店しない。時には店主の気まぐれで店が開く時間は7時になったり、8時になったりもする。
営業時間は明け方までの深夜営業だ。お客さんはサラリーマンがいちばん多いとのことで、この日もOLと思しき女性が東久条さんと友達のような会話をしていた。話を聞くと常連とのことで、やはり30代だ。「三丁目の夕日」を何回か観たとのことなので、「昭和30年代にはまだ生まれていませんよね?あの映画やこの店のどこがいいのですか?」と、尋ねると、「知らない時代なのに、なんだか懐かしいんですよね〜・・・」とのこと。
やはり昭和30年代の記憶は持たなくとも彼女も「日本の原風景」を心の中に持っているのだろう。
映画のストーリーとCGでのリアルな再現風景に感涙した人も多いと思うが、この映画は単に団塊の世代のノスタルジーに止まらず、舞台設定の昭和32〜33年にはまだ生まれていなかった現在20代〜40代の人たちにも受けているという。
「昭和」という時代に子供時代を過ごした30代〜50代にとっては「良き時代」「良き家族」に向けてのオマージュになっているところが受けているのだろうが、なぜ昭和の記憶が無い20代の若者にまでこの映画が受けているだろうか?おそらく「三丁目の夕日」はひとりひとりの心の中にある、なつかしい「日本の原風景」を具体的な映像にして見せたものなのだろう。経験がある人は懐かしく、経験が無い人もそれなりに懐かしく見えるというから、そこがおもしろい。
ところで、主力となっている30代〜50代観客層の郷愁をさらに駆り立てるのが下北沢にある駄菓子屋、「悪童処(わるがきサロン)」だ。昨年秋には映画とタイアップして世田谷の商店街が企画した懐かしい昭和ストリートのグッズを景品として供出した店で、下北沢の一角に50年の長きに渡って知る人ぞ知る「正統派駄菓子屋」として君臨している。
「続・三丁目の夕日」で再度感涙したついでに店を訪ねようと思ったがこの「駄菓子屋」、夜しか開いていない。「駄菓子屋」なのに夜しか開いていないとはどういうことだ?と、改めて春の宵に訪ねてみた。
店は、昭和30年代のものと思しき懐かしいメンコや着せ替え人形の貴重なシートやブリキのおもちゃで溢れて居る。しかもその貴重な着せ替え人形シートを惜しげもなく下敷きにして古いブリキのおもちゃが小さなショウウィンドウに飾ってあり、店の前には小さなおもちゃ入りのダンボールが山積み状態。店内は人ひとりが通れるほどの狭い通路を挟んで、両脇の棚にありとあらゆる駄菓子とおもちゃとそれを収納してある箱が並んでいる。いわゆる鰻の寝床型店舗。ちょっと体格の良いお客が入ってきて奥まで行こうとすると、「皆さ〜ん、一度全員カニ歩きで店の外に出ましょう」と言いたくなる狭さだ。それこそ「三丁目の夕日」をリアルに生きてきた東久条さんはここで50年間駄菓子屋を営んでいる悪童の親玉だ。シニカルな弁舌が冴える昔の秀才タイプだが、毎日ブログを更新しきちんと時代を捉えて的を得た批判をされるため、一言一言に思わず感心し尊敬してしまう。親切にいろいろと秘蔵品を出して見せて下さった。
「悪童処(わるがきサロン)」は、大人の駄菓子屋と称しているとおり、夕方6時にならないと開店しない。時には店主の気まぐれで店が開く時間は7時になったり、8時になったりもする。
営業時間は明け方までの深夜営業だ。お客さんはサラリーマンがいちばん多いとのことで、この日もOLと思しき女性が東久条さんと友達のような会話をしていた。話を聞くと常連とのことで、やはり30代だ。「三丁目の夕日」を何回か観たとのことなので、「昭和30年代にはまだ生まれていませんよね?あの映画やこの店のどこがいいのですか?」と、尋ねると、「知らない時代なのに、なんだか懐かしいんですよね〜・・・」とのこと。
やはり昭和30年代の記憶は持たなくとも彼女も「日本の原風景」を心の中に持っているのだろう。
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