「歌マネ、ものマネ」が平気の、近頃の日本のポップス音楽界。
2008年04月05日07時36分 / 提供:PJ
音楽の世界で、好きな歌、好きな歌手は、人それぞれであるから、とやかく言う事はないのだが、音楽そのものが好きな故に、一言、言ってみたくなるのである。日本の歌謡曲と言われた大衆音楽は、時代の流れとともに形を変えて、演歌から、ポピュラー音楽と言われた、洋楽の、映画音楽、ジャズ、フォーク、ロックと移り、1980年ごろから、日本のポップ音楽、J-POPSと言われる音楽が、若い人たち中心に、大衆音楽を席巻しいる。
そのJ-POPSの現在の傾向はというと、どうも個性的な音楽性が失われていて、一つのヒット曲が生まれると、柳の下にドジョウが5匹から10匹もいそうなくらい、似たような歌詞、曲が次から次へ現れて、まっただ中にいるターゲットのジェネレーションならいざ知らず、どう見ても、テレビや、FMで視聴する感じでは、同じにしか見えない、聞こえないシロモノが多すぎる。
今、季節真っ盛りだから、「サクラソング」がまん延している。サクラの咲き誇る美しさ、散り行く別れ際と、ドラマがあるから多くの歌が生まれるのは、良いのだが、古典の「サクラ、サクラ」はあるが、近くは、森山直太郎を代表に、宇多田ヒカルの「SAKURA DROPS」まで、良い歌はあるが、なにかごちゃ混ぜの食傷気味である。
それにもまして、歌詞で「ずっと、ずっと」というフレーズがやたらと多い。確か、アンジェラ・アキが「サクラ色」という曲で、「サクラ色の時代を忘れない、ずっと、ずっと、ずっと」と歌ったのがハシリと思うが、「ずっと一緒さ」山下達郎から、温野菜の「アイハナ」まで、「ずっとソング」の歌詞が出ている。このような、喋(しゃべ)りコトバ的平易な歌のタイトルに「そのまま」のSMAP、「そばにいるね」の青山テルマ、「手をつなごう」の絢香と続いている。
さてチョット問題だと思うのは、歌の曲の作り方と、その歌い方である。女性歌手なのだが、曲はミディアム・ロックバラード風で、イントロは、モノローグ的に低く入り、急に高いキイになり、ファルセットに変わり、一見ドラマチックに盛り上がり、歌のサビの部分に入り、終章を迎える。歌詞がやたらと長いのだ。それを女性歌手が歌っているのだが、その歌い方が、片手にマイク、片手をやたら動かして表現する。顔つきは、眼をつぶり、顔をシカメて、直立体型で、膝をかがめたり、腰を曲げたり、移動は決してしない。
その歌手とは、平原綾香、一青窈、中島美嘉、AI、aiko、絢香、BOA、青山テルマ、」柴咲コウと、もちろん、良いヒット曲も持っているし、歌もうまいのだが、あまりにも似たもの的、歌詞、曲、歌い方である。これは、歌い手と言うより、作り手側の音楽会社のディレクションがダメなのだろう。同じ穴のムジナの作り方をすれば、売れるという発想から来ているに違いない。つまり、クリエイティブな、新しい、違う個性で売りたいという意識が無いのだろう。そこそこ、無難に皆と同じにやってれば、受けると言う程度に見えるのだが。
はっきり言って、一つの音にしか聞こえない。演歌の悪口を言うのでないが、どれを聞いても同じ演歌に聞こえるのと一緒である。もうひとつの、ポップスの流れに、安室奈美恵から始まり、浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、倖田来未がいるが、歌唱力もあり、個性が強いせいか、自分の歌として、他との違いを見せている。歌い手としての力も備わっている。男性歌手はと言うと、ジャニーズ系のSMAPを筆頭に、グループが多い。一人での歌のうまさが無いため、ダンシングの振りを加えながら、皆で歌ってごまかしていると言った傾向である。女性より、かわいさで売ると言う時代の流れである。
運良くマスコミに登場できた、これらの歌手はラッキーである。実力がありながら、アンダーグラウンドでがんばってる歌手も沢山いるのである。演歌でがんばっている、氷川きよしがいるが、アメリカンのジェロなる演歌歌手が現れた。声も歌もうまいが、演歌の心まで歌えるかは別だろう。日本のポップス界で、ロックの矢沢永吉、桑田圭祐とサザンオールスターズ等が、年月かけて、その声、歌、個性の世界をセールスまでつなげている実力派歌手も、もちろん存在している。
大衆音楽の世界も、セールスが厳しい。オリコンのヒットチャートを意識しながら、CDの売り上げ落ちる中で、カラオケメディア、携帯着メロの受け具合と、新しいメディア探しも簡単な状況でないのは事実である。歌は、時代とともにと言うから、時間がたてば、淘汰(とうた)されて良いものが残るだろうから、フリーク的ファンなら良いが、一般的にはなんとも、お粗末にしか見えないのである。まあ、世の中があいまいで、悪い状況があるから、エンターテインメントの歌なら何でも良いのかも知れない。
♪ずっと一緒に、ずっと楽しく、ずっと愛して、ずっと生きたい、、、が♪
【了】
■関連情報
PJニュース.net
PJ募集中!
そのJ-POPSの現在の傾向はというと、どうも個性的な音楽性が失われていて、一つのヒット曲が生まれると、柳の下にドジョウが5匹から10匹もいそうなくらい、似たような歌詞、曲が次から次へ現れて、まっただ中にいるターゲットのジェネレーションならいざ知らず、どう見ても、テレビや、FMで視聴する感じでは、同じにしか見えない、聞こえないシロモノが多すぎる。
今、季節真っ盛りだから、「サクラソング」がまん延している。サクラの咲き誇る美しさ、散り行く別れ際と、ドラマがあるから多くの歌が生まれるのは、良いのだが、古典の「サクラ、サクラ」はあるが、近くは、森山直太郎を代表に、宇多田ヒカルの「SAKURA DROPS」まで、良い歌はあるが、なにかごちゃ混ぜの食傷気味である。
それにもまして、歌詞で「ずっと、ずっと」というフレーズがやたらと多い。確か、アンジェラ・アキが「サクラ色」という曲で、「サクラ色の時代を忘れない、ずっと、ずっと、ずっと」と歌ったのがハシリと思うが、「ずっと一緒さ」山下達郎から、温野菜の「アイハナ」まで、「ずっとソング」の歌詞が出ている。このような、喋(しゃべ)りコトバ的平易な歌のタイトルに「そのまま」のSMAP、「そばにいるね」の青山テルマ、「手をつなごう」の絢香と続いている。
さてチョット問題だと思うのは、歌の曲の作り方と、その歌い方である。女性歌手なのだが、曲はミディアム・ロックバラード風で、イントロは、モノローグ的に低く入り、急に高いキイになり、ファルセットに変わり、一見ドラマチックに盛り上がり、歌のサビの部分に入り、終章を迎える。歌詞がやたらと長いのだ。それを女性歌手が歌っているのだが、その歌い方が、片手にマイク、片手をやたら動かして表現する。顔つきは、眼をつぶり、顔をシカメて、直立体型で、膝をかがめたり、腰を曲げたり、移動は決してしない。
その歌手とは、平原綾香、一青窈、中島美嘉、AI、aiko、絢香、BOA、青山テルマ、」柴咲コウと、もちろん、良いヒット曲も持っているし、歌もうまいのだが、あまりにも似たもの的、歌詞、曲、歌い方である。これは、歌い手と言うより、作り手側の音楽会社のディレクションがダメなのだろう。同じ穴のムジナの作り方をすれば、売れるという発想から来ているに違いない。つまり、クリエイティブな、新しい、違う個性で売りたいという意識が無いのだろう。そこそこ、無難に皆と同じにやってれば、受けると言う程度に見えるのだが。
はっきり言って、一つの音にしか聞こえない。演歌の悪口を言うのでないが、どれを聞いても同じ演歌に聞こえるのと一緒である。もうひとつの、ポップスの流れに、安室奈美恵から始まり、浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、倖田来未がいるが、歌唱力もあり、個性が強いせいか、自分の歌として、他との違いを見せている。歌い手としての力も備わっている。男性歌手はと言うと、ジャニーズ系のSMAPを筆頭に、グループが多い。一人での歌のうまさが無いため、ダンシングの振りを加えながら、皆で歌ってごまかしていると言った傾向である。女性より、かわいさで売ると言う時代の流れである。
運良くマスコミに登場できた、これらの歌手はラッキーである。実力がありながら、アンダーグラウンドでがんばってる歌手も沢山いるのである。演歌でがんばっている、氷川きよしがいるが、アメリカンのジェロなる演歌歌手が現れた。声も歌もうまいが、演歌の心まで歌えるかは別だろう。日本のポップス界で、ロックの矢沢永吉、桑田圭祐とサザンオールスターズ等が、年月かけて、その声、歌、個性の世界をセールスまでつなげている実力派歌手も、もちろん存在している。
大衆音楽の世界も、セールスが厳しい。オリコンのヒットチャートを意識しながら、CDの売り上げ落ちる中で、カラオケメディア、携帯着メロの受け具合と、新しいメディア探しも簡単な状況でないのは事実である。歌は、時代とともにと言うから、時間がたてば、淘汰(とうた)されて良いものが残るだろうから、フリーク的ファンなら良いが、一般的にはなんとも、お粗末にしか見えないのである。まあ、世の中があいまいで、悪い状況があるから、エンターテインメントの歌なら何でも良いのかも知れない。
♪ずっと一緒に、ずっと楽しく、ずっと愛して、ずっと生きたい、、、が♪
【了】
■関連情報
PJニュース.net
PJ募集中!
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 池野 徹
Ads by Google
コメントするにはログインが必要です
関連ニュース:ジェロ
- アラン・デュカスと日本料理名店がコラボYUCASEE MEDIA (ゆかしメディア) 09日20時09分
- SCANDAL 次なる新曲は“ティーン応援ソング”
hotexpress 07日20時22分 - マイケル・ジャクソンは、何が凄かったのだろうか。
PJ 02日06時30分 - S・デイヴィス、ボルトンへ移籍FOOTBALL WEEKLY 01日23時18分
- [ANIME] この秋、愛玩天使が“そら”から降ってくる! 『そらのおとしもの』アニメ化電撃オンライン 28日00時00分
PJオピニオンアクセスランキング
- PJの父親がはまったマルチ商法とは? マルチ商法の中身
PJ 27日07時31分(1) - ホリエモンと東国原知事の類似点とは
PJ 11日07時51分 - 新型インフルエンザ-東京都、今日から発熱外来廃止、今後の行方は?PJ 11日04時14分
- 『24時間マラソン』、もうやめては?PJ 21日07時26分(5)
- 環境大臣の動向をチェックしよう(中)
PJ 30日06時35分 - 【書評】『猫は犬より働いた』、須磨章著
PJ 02日07時57分 - 「植草一秀教授は無実だ」、検察が矛盾とわたしは見るPJ 15日15時09分(3)
- こんにゃくゼリー死亡事故はメーカーの責任なのか?
PJ 11日05時22分(42) - どっちが快適? 「デラックス夜行バス」と「夜行列車」
PJ 27日08時56分(1) - 「ランニング」の「完走」? 「24時間テレビ」のエド・はるみさん
PJ 02日09時49分(84)
注目の情報
石川遼くん受講中のマル秘英会話マスコミで話題になっている英会話教材。多忙な遼くんが通学中に「聞
き流しただけ」で英語を話しだした!遼くんも受講中のマル秘英会話
『スピードラーニング』なら移動時間だけで英語が話せる!
移動時間を無駄にしない人はココ
主なトピックス
アンケート
- 最低賃金を時給1000円以上にすることに賛成?
35users
- 12日の都議選、投票に行く?
472users
- 民主党候補なら誰でも支持される傾向だと思う?
999users
- 都議選直後の衆議院解散に賛成?
739users
- TVの所有でNHKに受信料支払い、納得できる?
5401users
- 「楽天のネット献金」で献金は増えると思う?
1041users
特集
ケータイでニュースを見る












行きの電車、帰りの電車で