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【コラム】ダービー卿CT/恵量ナスノストロークの豪脚再び!

【コラム】ダービー卿CT/恵量ナスノストロークの豪脚再び!
スタート互角なら好勝負望めるナスノストローク。本格的な春を迎える前に、初の重賞勝ちを手中に収めたい。 写真一覧(2)
 今週末の2重賞、もちろん世間の注目をより集めるのは大阪杯の方だろう。ダイワスカーレットやメイショウサムソンら、強豪馬の始動戦。ホースマンとしては興味のつきない一戦だ。

 だが、馬券師としてはダービー卿CTに食指が動く。
 発表されたハンデを見て、まず目を疑ったのは酷量ともいえるオーシャンエイプスの56キロ。前走準オープン勝ち馬は一律54キロ、前走オープン2着のリザーブカードや2走前にオープン勝ちがあるナスノストロークが55キロなのだから、準オープンを勝ったばかりのエイプスに対する56キロはいかにも背負わされすぎの感がある。

 2002年にハンデ戦となってから波乱に次ぐ波乱の歴史を残してきたのがこのレース。その傾向から無理に穴馬探しをした訳ではないが、狙って面白いのは前述の通り2走前にオープンを勝って55キロのナスノストローク。
短期放牧明けだが、おそらくここはお釣りのない仕上げで臨むはず。というのも、過去の成績を見ればわかるとおり、冬場から春先にかけてしか走らないという季節限定タイプ。同馬が力を発揮できる期間はあとわずかだけに、この一戦は必勝態勢で挑むだろう。

 もちろん「この時期に走るから」だけが推奨理由ではない。
 なにより大外一気を決めた2走前の東京戦(バレンタインS)を含めた近3走のレース内容が素晴らしいからだ。
 前走の阪急杯にしても、後に高松宮記念で上位入線を果たすスズカフェニックスやキンシャサノキセキと差のない競馬。スタートで3馬身出遅れ、という致命傷を背負いながらの好勝負で、上がり3ハロンのタイムでいえば彼らを上回っている(出走メンバー中最速)のだから、スタート以外では文句のつけようがない内容だ。
 思い起こせば昨年1月の準オープン・初富士Sでは、ジョリーダンスやアイルラヴァゲインといった後に重賞勝ちする強豪馬を一蹴している。今回はその時と同じ中山1600mのレース、再び豪脚を発揮できる舞台は整った。

 流れに乗れなければジ・エンドの中山マイル戦。出遅れ癖があるだけに、軸馬としては推しづらいタイプではある。引き続き手綱を握る村田騎手には、スタートに全神経を注ぐくらいの気持ちで臨んでほしい。
(佐藤壽恭)


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