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[ダイエット通信]太っている人はビンボーで低学歴!?

「太っているのは金持ち、痩せているのは貧乏」というのは過去の話。今は、「低所得層に太っている人が多い」という説が欧米では一般的になっているようだ。


たとえば、カナダのアルバータ大学健康増進研究所のチームが発表した研究によると、肥満は居住地域と相関関係があるという。低所得者層が多い地域では安価で高カロリーなファーストフードは手に入りやすいが、ヘルシーな食材が並ぶスーパーマーケットは少ないのだそうだ。また、自動車で移動することが多い郊外の居住者は、運動量が少ないため肥満が多いという。


上記の例は成人だけではなく、子どもたちにも当てはまる。アメリカでは子どもの肥満が深刻な問題となっているが、低所得層の子どもほど肥満が多いのだそうだ。低所得層の家庭では、子どもに安くて腹持ちがいい(=脂っこい)ファストフードやインスタントフードを食べさせているからで、高所得層ではそういう食品は子どもには食べさせないとのこと。

さらに! 肥満は所得だけに関係しているのではない。学歴も関係があるのだという。ドイツの食糧農業消費者保護省が05年から07年にかけて約2万人を調査した「国民飲食調査」では、BMI値(肥満度の指標)で「太り気味」「太り過ぎ」と判定された割合は、男性の場合、大卒者が54.9%なのに対し、義務教育のみの卒業者では74.6%に上ったという。女性は特に顕著で、大卒では30.9%だが、義務教育のみの卒業者では65.6%もあったとか。“高学歴=一般的に高所得者が多い”と考えれば、所得も学歴も関係のない話ではないのかもしれない。そういえば、かつてアメリカでは「肥満者は自己管理ができない人」とみられ、就職に影響が出たことがあった。最近はあまりそういう話は聞かないが……。


太っているとまるでいい印象がもたれない欧米社会。日本はまだここまでのことは言われないが、欧米のセレブやエリートをきどりたいなら、まずすっきりスリムになることが必須条件のようだ。
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