3日、ニンテンドーDS用ゲームソフト「とったどー! よゐこの無人島生活。」が発売された。ジャンルは「無人島生活ゲーム」、バラエティー番組「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日系)内で人気の「よゐこの無人島0円生活」をゲームで再現した物だ。プレイヤーはよゐこの2人となって、魚を獲ったり家を建てたりするミニゲームをクリアしていく。濱口の決め台詞『とったどー!』をマイクに向かって叫ぶことも可能だ。このゲームについて有野は『ターゲットは元気な子供』とブログに記している。

 よゐこのゲームといえば、去年11月に「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」が発売になったばかり。また、あまり知られてはいないが2005年にゲームボーイ用ソフト「おわらいよゐこのげえむ道 オヤジ探して3丁目」のプロデュースをよゐことして手がけている。この「げえむ道」はゲームはシュールすぎてほとんど売れなかったそうだが、「無人島0円生活」は大丈夫だろうか。

 芸人の冠を施したゲームは今でこそ珍しいが、80年代にはたくさんあった。30代以上のみなさんなら覚えているだろうか。「カトちゃんケンちゃん」「たけしの挑戦状」「さんまの名探偵」「所さんのまもるもせめるも」「田代まさしのプリンセスがいっぱい」など、愛すべき糞ゲーの数々。親の冷静な制止も聞かず、芸人のゲームなんだからおもしろいに違いないと信じて買った少年時代。その期待は幾度も裏切られることとなったが、今となってはいい思い出だ。芸人ゲー=糞ゲーと決まったわけではないが、この「無人島0円生活」はある種のいい予感に包まれている。おかしな言葉かもしれないが、“良糞ゲー”という物もあるのだ。もしあなたのお子さんがこのゲームを買い、『つまんなーい』とすぐに放り出してしまっても、捨てたり売ったりせずに取って置いてあげてほしい。十数年後にこのソフトを見つけたお子さんは、よくぞ取って置いてくれたと感謝するはずだ。良糞ゲーはいつの世も人を引きつける。

…母さん、ぼくのあの“たけ挑”どうしたでせうね?

(編集部 三浦ヨーコ)