■第6試合 ライト級/5分3R
ジョシュ・ニアー vs ディン・トーマス
○[3R終了/判定]×

敗れはしたが、UFC39では宇野薫と対戦しているUFCキャリアの長いトーマスと、2006年のジョー・スティーブン戦以来、勝ち星のないジョシュ・ニアー。元ウェルター級ファイターの二人によるライト級戦だ。

トーマスのタックルをきると、すかさず肘打ちを繰り出すニアー。これがクリーンヒットをするが深追いはせず、スタンドでロー、インローを放っていく。続いてニアーは、タックルからテイクダウンに成功をするが、トーマスが下から蹴り上げ、その隙に立ち上がると、今度はトーマスがニアーの両脇を差し、足を引っ掛け押し倒す。

2R、ニアーが力のないロー。トーマスもパンチを返すが、両者に疲労感が見え始める。それでも、1分過ぎには足を止めて打ち合い、その後、トーマスはニアーに飛びつくも、これを押し潰したニアーが上からパウンド。ここから再び立ち上がったトーマスはラウンド残り10秒、またしても足を止めて打ち合う。

3R、ニアーのインローで片膝を付いたトーマス。ニアーはすぐさまガードポジションからパウンド&エルボー。右肘で目の下をカットしたトーマスは、ドクターチェックを受けるも続行。ニアーはここぞとばかりに容赦なくパウンド、更に傷を目掛けて、細かく鉄槌を落としたが最後は時間切れ。判定によりニアーが勝利を挙げた。

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