豪華メンバーを揃え、韓国新MMAイベント『The KHAN』が旗揚げした

写真拡大

豪華メンバーを揃え、韓国新MMAイベント『The KHAN』が旗揚げした 写真一覧(2件)
3月30日(日)韓国ソウル市・オリンピックホールにて新総合格闘技イベント『The KHAN』の旗揚げ戦が行われた。本大会は、韓国の格闘技人気を象徴するような豪華な大会となり、メインイベントでは、PRIDEで活躍した“釜山の重戦車”チェ・ムベと“ビッグダディ”ゲーリー・グッドリッジが対戦。試合は、2RにチェがグッドリッジをパンチでKOすると館内は大歓声に包まれた。

チェは06年12月にパンクラスに出場して以来、1年3ヵ月ぶりの復帰戦となる。対するグッドリッジは07年3月に『HERO’S』でヤン・ノルキヤに勝利して以来の試合。1R開始からパンチで攻めてくるグッドリッジに対して、チェはテイクダン狙い。テイクダウンに成功すると、パスガードから袈裟固め、アームロックと技を移行したが、豪腕グッドリッジの腕は取れずそのまま1Rが終了。

しかし、2R、試合は唐突に動いた。1R同様、打ち合いを挑んでくるグッドリッジにチェの右クロスが炸裂。この一撃でグッドリッジは崩れ落ち、そのまま試合終了となった。

また、『The KHAN』は、MMAとK-1ルールをミックスさせた混合興行でもあり、K-1ルールの試合では、フランソワ・ボタがガオグライ・ゲーンノラシンに判定勝利。久々の試合となったアレクセイ・イグナショフは、精彩を欠く内容ながらもユ・ヤンレから判定勝ちを奪った。
 
更に、本大会には2名の日本人ファイターが参戦。DEEPで活躍する堀友彦と高阪剛のALLIANCE-SQUAREに所属、ZSTではジェネシスバウトに出場した徳重祐樹だ。

第6試合に登場した堀は、修斗やDEEP、CAGE FORCEなど、日本でもお馴染みのキム・ジョンマンと対戦。堀のセコンドには、“リアルタイガーマスク”勝村周一朗がついた。ラッシングパワーで左右のフックを振り回すキムに、堀はフットワークを使い、右ローキックを的確にヒットさせる。その後も堀は右ローを軸に、ワンツーを当て、試合を有利に展開。キムはフックを振り回すのみで、中々攻める場面を作れぬまま1Rが終了した。

2R、開始早々キムがラッシュをかけ、そのパンチが堀にヒット。一瞬堀が怯むも、その後しっかり距離を取ってリカバー。落ち着きを取り戻したのか、1R同様、右ローキックを再三ヒットさせると、キムの足が止まった。終盤には、堀の右ストレートがヒットし、キムが一瞬崩れ落ちる場面もあったが、最後は時間切れ。堀の判定勝ちと思われた一戦も「地元判定」でドロー。延長へともつれ込んだ。

3R、ローのダメージが残るキムは打撃を捨てテイクダウン狙い。しかし、堀は冷静にバックマウントを奪取、パウンドを当てていく。その後は、お互いに足関節の取り合いのまま試合終了。判定は2対1で堀の勝利。堀はアウェーのハンディを覆し、強豪キム・ジョンマンから勝利を挙げた。

その一方で、ヤン・スンホと対戦した徳重祐樹は第1試合に出場。セコンドにはZSTで活躍する“IT社長”伊藤健一の姿が。長身のコリアンファイター、ヤンは大歓声を味方に、徳重からテイクダウンを奪うと、ハーフガードの状態で上からコツコツとパウンドを当てる。

2R、1R同様にテイクダウンを狙うヤンに対し、徳重は打撃で応戦。ローキック、ミドルキックとヒットさせるがヤンの勢いは止まらず、再びテイクダウンを許す。ヤンはパスガードに成功し、シングルバックからチョークを狙うも、タイムアップ。判定3-0でヤンが勝利した。  

尚、『The KHAN』は、年間4大会を計画しており、旗揚げ戦は韓国のケーブルテレビ局MBC-ESPNで生中継された。

◇全試合結果は次のページへ