ヲタクの祭典として有名なコミケ。それぞれが愛する作品とキャラのためにヲタクは行列を作る。
東と西に別れた広大な会場、普段のイベントとは比べ物にならないサークル数。
そうとなれば必然的に「戦利品」の数も多くなるだろうし、荷物がかさめば移動するだけでも常日頃の倍以上の体力を消耗する。手提げ袋や鞄を持つ手、肩に掛かる負担も結構なもの。そこで「戦利品」を収めるアイテムが必要不可欠になるのだが、それも使い時を間違えると事故を引き起こしかねないのだ。

イベント会場では我先にとお目当てのサークルに向かうのが当たり前。それはバーゲンセールに飛び込む世の奥様方達と同じ、折角の機会に買い逃しをしたくない一心からだ。だが、その時の「行動」と「装備」により持ち主の安全への意識、ひいては常識までが問われることになる。

たとえば腐女子御用達のアイテムとして有名なキャリーカート。ヲタクの人々は会場や店で手に入れた「戦利品」を収めるため、またはイベントで売る販売物を収めて運ぶことを主な目的としてカートを使う。このカートを追っかけていけば地図がなくてもたいていは会場に辿り着けるほどだ。

リュックのような鞄タイプ、荷物が剥き出しになるパイプのみのもの、スーツケースがついたもの等バラエティも様々であるが、便利なこのアイテムも一歩使い方と使い所を間違えると凶器になってしまう。

普段使いには何の問題もないのだが、人とすれ違うのも困難なほど混雑したコミケ会場などでズルズルと引きずっていると人様の足を引いてしまうことがよくあるのだ。

さらにもう一つ。イベント会場においてカートの威力を凌駕する再凶の凶器は「ベビーカー」である。小さな子供と荷物を載せて人混みに突っ込むその様はさながら戦車だ。突撃される人々と何も知らない子供はたまったものではない。
ベビーカーにしろ、カートにしろ、使い所を間違えてはいけない。溢れんばかりの荷物を抱えコミケ会場を颯爽とそして安全に闊歩する。これぞ正しいヲタク道だ。

(編集部 Elly Koyama)

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「極端すぎる?ヲタク女性のファッション二大勢力図。」
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