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ここ数日間、ニュースのヘッドラインからようやく名前が消えつつあった、元NY州知事エリオット・スピッツァー氏。しかし今度はNYポスト誌がその表紙に、スピッツァー氏のお相手をしたことで逮捕された別の売春婦の写真を大きく載せた。やはりあのデュプレさんひとりで済むわけはなかったようだ。


自らの売春容疑と売春組織運営の罪で逮捕されたのは、クリスティン・デイビス(32)という女性。カリフォルニアのトレーラーハウスに暮らし、警察にかぎつけられないように巧みに移動していたという。
彼女は、10000万人の顧客を持つウィックト・モデルズという名の売春組織を営み、ひとり1時間あたり日本円にして約10万円の報酬により年間2億円を稼ぐ傍ら、自らも顧客を持っていた。その中のひとりがスピッツァー氏であるらしい。

有能な弁護士兼政治家であったスピッツァー氏であるが、40代半ばの全てが順調なさなかに買春スキャンダルで突然のリタイアを突きつけられた。その謝罪記者会見や辞任表明で見せたシルダ夫人の硬い表情が、少しずつ和らぎかけて来ていたであろうに、また別の女性の摘発である。

発端はロデオ大会で見かけそうなあの若い娘、デュプレさんであった。そして今回は、蝋人形でできた年齢不詳のニューハーフのようなこの女性である。 シルダ夫人には今後存分な心のケアが必要であろう。

(編集部 Joy横手)