本日3月31日をもって、KDDIは携帯電話サービス「Tu-Ka(ツーカー」を終了するそうです。

1994年に関東、東海、関西を中心にサービスを開始し、当時としては画期的なプリペイドサービス「プリケー」や、MIDIを採用することで類を見ない高音質の着信メロディーを実現したほか、初の「骨伝導式スピーカー」を搭載した携帯電話端末を発売するなど、独特の存在感を発揮していたTu-Kaですが、ついに歴史に幕を下ろすことになります。

詳細は以下から。
ツーカー携帯電話サービス終了に伴うお知らせ | ツーカー | KDDI

このページによると、KDDIは本日をもってプリペイドサービスを含む全てのTu-Ka携帯電話サービスを終了するそうです。サービス終了に伴い、現在利用しているTu-Ka携帯電話は2008年4月1日午前0時をもって自動的に契約解除され、利用できなくなるとのこと。

また、サービスの終了以降は携帯電話の発着信だけでなく、メールの送受信や留守番電話の再生、EZwebなどのオプションサービスを含む全てのサービスが利用できなくなるため、スカイメッセージサービスに蓄積されたメッセージ、未読Eメールの照会などを行うこともできなくなるとしています。

すでにドコモPHSが1月7日にサービスを終了していますが、これも時代の流れなのでしょうか。

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