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近くの観光地で楽しんだ半日=千葉・鋸山

近くの観光地で楽しんだ半日=千葉・鋸山
鋸山の山頂展望台からの眺めは、360度の大パノラマ。眼下の浦賀水道には大小様々な船影が見られ、金谷―久里浜間のフェリーが間断なく行きかう。(撮影:今藤泰資) 写真一覧(6件)
【PJ 2008年03月29日】− 仕事の都合があって千葉県の南房総市に行った。数日前のことだ。わたしの住む茨城県と隣接している上、長男も長女の千葉県内に居を構えている。観光地として見ることは少なかったが、折りしもの好天。豊かな房総の春を楽しんできた。入り組んだ海岸線も魅力であったが、中でも圧巻だったのは、鋸山(330メートル)山頂からの展望。年間80万人を数えるという鋸山の山頂展望台からの眺めは、360度の大パノラマ。眼下の浦賀水道には大小さまざまな船影が見られ、金谷―久里浜間のフェリーが間断なく行きかう。

 古くから「房総石」として切り出されたというこの山は、凝灰岩から成り、幕末から明治、大正、昭和にかけて、主に横須賀軍港や横浜の港湾設備、東京湾要塞(ようさい)の資材として利用され、靖国神社や早稲田大学の構内にも利用されたという。昭和50年代を最後にとだえたが、現在は観光資源として利用されている。

 鋸山山腹にある日本寺は、西暦725年創建の古刹で、山のほとんどを境内にし、地獄のぞきと言われるこの展望台も、切り出された岩の跡は「地獄のぞき」という観光名所になっているほか、1779年から20数年を懸けて制作された「千五百羅漢」は、上総桜井の名工大野甚五郎の手になるもの。

 仕事ついでの観光旅行になったが、隣県でこんな非日常空間に出会うとは望外の思い。季節も良かったのだろう、いい半日になった。【了】

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パブリック・ジャーナリスト 今藤 泰資【 茨城県 】
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近くの観光地で楽しんだ半日=千葉・鋸山
山中の椿一輪。(撮影:今藤泰資)
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日本寺境内の可憐なスミレ。(撮影:今藤泰資)
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石切場の跡は、絶景の「地獄のぞき」。思わず足がすくむ。(撮影
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鋸歯状の山塊と咲きはじめたソメイヨシノ。(撮影:今藤泰資)
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