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桜満開!建立400年記念行事の五重塔と万両塚=東京・池上本門寺

桜満開!建立400年記念行事の五重塔と万両塚=東京・池上本門寺
桜に囲まれた池上本門寺の五重塔。関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古いという。(撮影:伊藤昭一、28日) 写真一覧(4件)
【PJ 2008年03月29日】− 池上本門寺(東京・大田区)の五重塔は、今年で建立400年になる。関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古い塔である。桃山期の建立であるため、特に構造上、過渡期の特色が濃厚。桃山期の五重塔は全国で1基だけであり、文化遺産としての価値は極めて高い。3月29日(土)・30日(日) に五重塔特別開帳、大堂前の野点(のだて)のお茶席、霊宝殿での歴史的な由緒品の特別展などが行われる。桜満開のなかでの準備が進められていた。

 4月になると、「春まつり」が5日(土)・6日(日)にあり、五重塔まつりや桜広場での池上太鼓、釈尊御降誕を祝う花まつり法要、池上商店街〜大堂までの「花まつりパレード」など催しものが盛りだくさんに予定されている。

 歴史に興味のある人には、五重塔から歩いて、1〜2分ほどの近くにある芳心院の墓(大田区文化財)が、見どころであろう。芳心院(宝永5年=1708年没)は、紀州徳川頼宣の娘で、お万の方の孫にあたる。ここは約600平方メートルの募域を有し、周囲に二重の掘割が構築されている。

 当時、建設費が1万両に及んだとされ、「万両塚」とも称されている。これは芳心院が生前、ヘビ嫌いであったために、没後も蛇を遠ざける目的であったと、伝えられている。これらは豪族や有力武士の保護があってこそ、残された史跡であろう。いまだに墓所の移転や発掘で、知られなかった史跡が出てきたりするので、歴史研究家には眼の離せない所でもある。【了】

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パブリック・ジャーナリスト 伊藤 昭一【 東京都 】
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