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騙された!インドのタクシー詐欺実況レポート

騙された!インドのタクシー詐欺実況レポート
ムンバイ空港の出口にはプリペイド・タクシーの表示があったのだが・・・。(撮影:朝倉創) 写真一覧(2件)
【PJ 2008年03月26日】− 出張でインドのムンバイ(Mumbai)に行ったときの事である。3月20日午後4時過ぎ。記者はインドのムンバイ空港に降り立ち、ホテルに向かうべくタクシー乗り場へと向かった。インドのタクシーはメーターがあってない様なものなのでプリペイド(前払い)・タクシーのカウンターを探す。しかし、空港出口にはプリペイド・タクシーへの案内があったはずなのに、見つからない。結局、タクシーが並ぶ乗り場近くまで来てしまった。

 そこで話かけてきたのが白いクルタ(上下繋がったインド男性の服)を着た客引き。しつこく行く先を聞いて来る。記者が「プリペイド・タクシーで行きたい」と言うと、その客引きは自分もプリペイドだと言う。仕方なくホテルの行く先を告げると「550ルピー(1ルピー=約3円)」とのこと。
 
 「それは高い!」と値段交渉をすると、あっさり「450ルピーでOK」だと言う。記者はまだ高いと思ったが、何しろ行った事のないホテルなので、距離も相場も分からない。周りにいる他の運転手も「550ルピーなら、ここで領収書を切る」というので、100ルピー安い客引きについて行ってしまった。

 少し先に止めてあるタクシーは普通の黒と黄色の車体ではなく、白と青をしていた。運転手が既に座っていて、客引きは記者の荷物をトランクに詰めると、助手席に同乗してきた。まぁ、これはインドのタクシーではよくある事だと、思ったのが大間違い。

 助手席に乗った客引きが「450ルピーだから、50ルピーのおつりを渡すよ。だから500ルピーを払ってくれ」と言った。記者は何の疑いも持たずに、自分の財布から500ルピー札を渡した。それを受け取った客引き。記者は安心して財布をしまおうとした。

 すると客引きが「おいおい、100ルピー札だぜ。500ルピーをくれなきゃ」と100ルピー札を記者に見せる。「あれ?そうだったけ。500ルピー札だと思ったけどな」
疑う事を知らない日本人は、首をかしげながら、その100ルピー札を受け取り、今度はきちんと確認して500ルピー札を渡した。

 すると客引きは受け取った右手を素早く下に下げ(後部座席の記者からはシートの背で見えない)、再び100ルピーを持った手を挙げるではないか! お人好しの記者でも、2度はだまされない。「今のは絶対500ルピー札だ。お前さっきも同じようにすり替えたろ!」と声を上げた。

 それでも面の皮の厚いインド人は顔色一つ変えずに「いや、さっきのは本当に100ルピーだった」と言い張る。記者は無性に腹が立って、客引きに詰め寄るが証拠もないし後の祭りだ。今度は運転手に「お前もグルだろ! 500ルピー返せ!」と言っている間に、客引きは車を降り、なんと記者の荷物をトランクから降ろし始めるではないか?!

 どうなってるんだ?と記者も車を降りると、客引きは荷物を他のタクシー(黄色と黒の車体)に乗せ変えて「このタクシーで行け。料金はプリペイド(前払い)でもらったから大丈夫だ」とほざくではないか!

 記者は頭に来て、客引きに詰め寄るが「何を言っているんだ。本当にお前が最初に100ルピーを渡したんだ。俺は何も間違っていない」と逃げるように去って行った。仕方なく、荷物を移されたタクシーでホテルに向かったが「騙された。やられた」という思いで無性に腹が立った。これぞインドならではの詐欺である。

 ムンバイに行かれる方は気を付けて。ちなみに翌日、ホテルから空港までのタクシー料金は250ルピーであった・・・。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 朝倉 創【 神奈川県 】
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騙された!インドのタクシー詐欺実況レポート
インドの街角で。(撮影:朝倉創)
   
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