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「Qの悲劇」は、「Qの復讐」で始まった。Qちゃんの「3段走」宣言。
2008年03月26日08時38分
【PJ 2008年03月26日】− 一人のアスリートが、これだけ話題になる。それは、かつて大きな栄光を身につけ、大衆の前で、己の肉体と精神を曝(さら)してしまった、一人の若きアスリートの宿命だろうか。
野球の世界では、野茂英雄(39)投手がいる。1995年、MLBのドジャースに入団して、トルネード・センセーションを起こした男である。現在、ロイヤルズでMLB13年目へ挑戦している。普通ならとっくに引退した選手である。しかし、彼はMLBの居残りをかけて挑んでいる。誰しもかつての実力は無いと思っているだろうし、彼自身もそのパワーは無いと思っているだろう。
しかし、野茂投手は止めないのである。その心中は、肉体が動く限り、現役選手を放棄しないのである。おそらく、野球をこよなく愛しているのだろう。自分の人生で打ち込んだもの、それが野球であったのだ。人に言われなくとも、己の人生である。誰も異議を唱える事は無いだろう。同じ道を桑田真澄投手が歩んでいる。
2000年、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト、高橋尚子(35)選手、Qちゃんも、同じ道の軌道に乗っている。己の栄光と、激走の中で何時(いつ)も、沿道で応援してくれた観衆の声に魅(ひ)き込まれて、わが身の肉体を越えた所での判断で、マラソンからの現役継続を考えているのだろう。そのQちゃんが、記者会見を開き、今年、11月の東京国際女子マラソン、来年の1月の大阪国際、3月の名古屋国際女子マラソンを立て続けに出場すると発表した。この大会は、09年のベルリン世界選手権大会の選考大会でもあるのだ。
Qちゃんは、「3大大会の連続出場は、昔からの夢であった。東京国際が今年限りで消滅するので、実行したい」と話した。単なるイベント的出場ではなく、選手として挑戦するとその決意を述べたのである。これからのターゲットは何かと思われたが、Qちゃんらしいと言えるが、そこまで至った決意は何だったのだろう。
これに対して、日本陸連の沢木専務理事は、「個人の挑戦としてとやかくは言わないが、コメントしようがない」と、陸連マラソン河野部長は、彼女の人生観と強化方針は同化しない、3大会連続はありえない、陸連登録を外し一般ランナーで走ったら」と述べた。この陸連のコメントが、今後のQちゃんへのバッシングにならない事を願うが、取りざたされて地獄へ引きずり込む要因はある。
Qちゃんの肉体的パワーは落ちているのは、確かだろう。しかし、Qちゃんは、己のパワーを信じてトップランナーとしての可能性をとことん追求する姿勢であると見えた。自分のマラソン人生を、自分で納得の行くまでやる。これは周りがとやかく言う事ではない、Qちゃんの人生だ。しかし、陸連への挑戦、観衆への感謝が、己の肉体と精神へのプレッシャーとならない事を、何時もの、Qちゃんスマイルで終わる事を、祈るのみだ。「Qの悲劇」にしてはならない。
"Hop Step Jump........."
【了】
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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 池野 徹【 千葉県 】
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野球の世界では、野茂英雄(39)投手がいる。1995年、MLBのドジャースに入団して、トルネード・センセーションを起こした男である。現在、ロイヤルズでMLB13年目へ挑戦している。普通ならとっくに引退した選手である。しかし、彼はMLBの居残りをかけて挑んでいる。誰しもかつての実力は無いと思っているだろうし、彼自身もそのパワーは無いと思っているだろう。
しかし、野茂投手は止めないのである。その心中は、肉体が動く限り、現役選手を放棄しないのである。おそらく、野球をこよなく愛しているのだろう。自分の人生で打ち込んだもの、それが野球であったのだ。人に言われなくとも、己の人生である。誰も異議を唱える事は無いだろう。同じ道を桑田真澄投手が歩んでいる。
2000年、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト、高橋尚子(35)選手、Qちゃんも、同じ道の軌道に乗っている。己の栄光と、激走の中で何時(いつ)も、沿道で応援してくれた観衆の声に魅(ひ)き込まれて、わが身の肉体を越えた所での判断で、マラソンからの現役継続を考えているのだろう。そのQちゃんが、記者会見を開き、今年、11月の東京国際女子マラソン、来年の1月の大阪国際、3月の名古屋国際女子マラソンを立て続けに出場すると発表した。この大会は、09年のベルリン世界選手権大会の選考大会でもあるのだ。
Qちゃんは、「3大大会の連続出場は、昔からの夢であった。東京国際が今年限りで消滅するので、実行したい」と話した。単なるイベント的出場ではなく、選手として挑戦するとその決意を述べたのである。これからのターゲットは何かと思われたが、Qちゃんらしいと言えるが、そこまで至った決意は何だったのだろう。
これに対して、日本陸連の沢木専務理事は、「個人の挑戦としてとやかくは言わないが、コメントしようがない」と、陸連マラソン河野部長は、彼女の人生観と強化方針は同化しない、3大会連続はありえない、陸連登録を外し一般ランナーで走ったら」と述べた。この陸連のコメントが、今後のQちゃんへのバッシングにならない事を願うが、取りざたされて地獄へ引きずり込む要因はある。
Qちゃんの肉体的パワーは落ちているのは、確かだろう。しかし、Qちゃんは、己のパワーを信じてトップランナーとしての可能性をとことん追求する姿勢であると見えた。自分のマラソン人生を、自分で納得の行くまでやる。これは周りがとやかく言う事ではない、Qちゃんの人生だ。しかし、陸連への挑戦、観衆への感謝が、己の肉体と精神へのプレッシャーとならない事を、何時もの、Qちゃんスマイルで終わる事を、祈るのみだ。「Qの悲劇」にしてはならない。
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