最近の流行語の中で“KY”ほど多くの世代に理解され、高いユーザビリティを誇っている言葉も無いように思う。ところが今、「困るとすぐ呼ぶ」新種のKY2(?)も問題視されてきている。あなたのそばにも一人はいるのではないだろうか。


求められていないような発言や発想、雰囲気にそぐわない行動で周囲の人を苛立たせてしまう、空気を読めない人=KY。幼児から高齢者まですでに多くの人にこの流行語は浸透している。ところが最近、「困るとすぐ呼ぶ」若い子を、密かに“KY2(ケーワイ・ツー)”と呼んで嫌っている人たちがいることを知った。

ここは最近流行りの日帰り温泉。清掃係の女性達にとって常識外れな客は、悩みの種でもあり、仲間とのお茶飲み話のテーマでもある。別の作業をしている最中に呼び止められて行ってみると必ず「こんなことくらいで呼ばないで!」と感じるといい、「この子達は“困るとすぐ呼ぶ”の略語の“KY”ね」と思うようになったという。

ゴミ箱に誤って自分で落とした物を「拾ってほしい」、前の人が使用したままのトイレを「流してほしい」、洗面器に前の人が使った髪の毛が一本ついているから「取り替えてほしい」、体重計が正しくゼロの位置を指していないから「微調整してほしい」といった感じで、いともカンタンに清掃係の女性にお願いするのである。

圧倒的に20代以下に増えているというが、考えてみると何も温泉での話ばかりではない。コピー機に紙が詰まった、インクやトナーの交換、パソコンの操作など、若い世代はあまりにも安易に「これどうしたらいいんですか?」と周囲を巻き込みすぎてはいないか。“KY”よりも“KY2”の方が日本の社会にとっては切実な問題児かも知れない。

“KY3”「勝手にやってしまう」、“KY4”「壊すまでやってしまう」なども今後出現してくるだろうか。日本の将来はもうシッチャカメッチャカであろう。

(編集部 Joy横手)