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【独女通信】どこまでOK?どこからアウト?OVER30の若作り
2008年03月27日14時00分 / 提供:独女通信
ある日、会社のそばのレストランでランチをとっていたM子さんは、パスタをからめていたフォークを思わず落としそうになった。M子さんの前に、こちらに背中を向ける形で座っていた女性が立ち上がり、振り向いた瞬間である。
後ろから見た姿は、渋谷や新宿を闊歩していそうないわゆる「ギャル」。少し太っているなとも思っていたが、それほど気になるわけではなかった。しかし、振り向いたその顔はどう見てもギャルの顔ではない。
「多分35歳から40過ぎぐらいだと思うんだけど。体型も前から見ると中年太りって感じでお腹もちょっと出ていて、ギャルのコスプレをさせられているおばさんって感じでした」
とM子さんはそのときの驚きを語る。
どんなスタイルを好んで、どんなファッションに身を包もうと、それはその人の自由だ。そこに文句を言うのは野暮というもの。それはM子さんもよくわかっている。
「年をとっていても、若い人たちがするような格好が似合う人っているじゃないですか。違和感がないというか。でもその人はそうじゃなかったんですよね。着るならそれなりに自分を磨けばいいのに、とは思いました。自分の体型や肌のコンディションを省みずに若いファッションをするのは、見ていてちょっとイタイなと。いい年なんだから自分の体についてもっと自覚しろと言いたい(笑)。逆に、いくつになってもスタイルのいい人がやるのは見ていてすがすがしいですけどね」(M子さん)
以前、服飾関係の会社に勤めていたYさん(男性)は、仕事柄、いろんな年齢でいろんなファッションを楽しむ人たちを目にしてきた。Yさんは、
「30過ぎて姫っぽい格好をしている人とかもいましたけど、僕はイタイとは思わなかったですね。その人は『この服が好きで、着たくて着てるの! 文句あるの?』って感じで、自分を貫いている格好良さがあった。もういい年の大人なんだけど、それをしっかり自覚した上で好きなものを着ている」
と、M子さんに比べ、ことを精神論よりにとらえているようだ。しかし、それだけに
「でも、『若く見られる』ことを目的に若作りしている人は、やっぱりイタイなって思いましたよ。幼く見られたいとか、大人になりたくない感じが全面に出ている人とかね」
と、また違った方面からの厳しい意見も。
「結局、目標をどこに設定するかの問題なんじゃないでしょうか。モテたいのか、若く見られたいのか、それとも自分が好きだから、趣味でやっているのか。そういうのって服装だけじゃない、雰囲気にも出てきますよね。僕は趣味でやるぶんには全然問題ないと思います。趣味でやっている人って『服に飲まれていない』ですから、滑稽じゃないんですよ」(Yさん)
Yさんよりもさらに精神面を重視しているのが、社会人バンドでベーシストとして活躍しているAさん。音楽をやっていると、若さ=年齢のことではないのだ、とつくづく思うのだとAさんは言う。
「内面から来る若さってあるんだなって思うんです。私の周りの人も、年齢的には30過ぎてる人が多いんだけど、なぜかすごく若く見える。もちろん肌はそれなりに疲れてたりはしますけど、それをあまり感じさせないんですよね。服装も明らかに年齢にそぐわないバンドTシャツとかを着ていたりしますが、全然気にならないというか、むしろ似合っている」(Aさん)
打ち込んでいるものがある人は、いくつになっても「若い」と、Aさんは言う。
Aさんはそこまで語らなかったが、その人たちが着ている「明らかに年齢にそぐわない」服に違和感がないというのは、 結局その人が「打ち込んでいるもの」というフィルターを通して趣味的に選んでいるものだからだろう。そういう意味ではAさんの意見はYさんともリンクする。
では肝心の、「30過ぎて若作りしている人」の意見はどうだろう。20代前半からゴシック系ファッションが好きで、おとなしくはなったものの今でも抜けられないという31歳のHさんは、
「やっぱりこの年でこのファッションはヤバいなって思うときはありますよ。でも好きだからもうしょうがないって思っちゃう。要するに見苦しくなければいいわけじゃないですか。だからその分ダイエットなどで自分を磨かなくては、と思ってます」
と言う。Hさんは見た目にはせいぜい20代後半ぐらいにしか見えない。肌も髪もキレイできちんと手入れされており、ファッションと本人の間に大きな違和感はなかった。30を過ぎていると聞いて、若く見えることに驚きはしても、服装との関連性に驚くことはない。ちなみに毎日、寝る前30回の腹筋を欠かさないそうだ。
「30過ぎて若作りって、自分で自分を笑える余裕があるかないかでずいぶん違うと思う。『私もう30過ぎてるのに、こんな格好してるんですよ』って笑える人は、たぶん大丈夫なんじゃないかな。……って自分に言い聞かせてるだけかもしれないけど(笑)。自分を客観的に見ることができているから、決定的にイタくなることはないと思うんですよね」
あなたの若作りはどうですか? アウト? セーフ? その答えを決めるのは、あたな自身かもしれない。(早川舞)
後ろから見た姿は、渋谷や新宿を闊歩していそうないわゆる「ギャル」。少し太っているなとも思っていたが、それほど気になるわけではなかった。しかし、振り向いたその顔はどう見てもギャルの顔ではない。
「多分35歳から40過ぎぐらいだと思うんだけど。体型も前から見ると中年太りって感じでお腹もちょっと出ていて、ギャルのコスプレをさせられているおばさんって感じでした」
とM子さんはそのときの驚きを語る。
どんなスタイルを好んで、どんなファッションに身を包もうと、それはその人の自由だ。そこに文句を言うのは野暮というもの。それはM子さんもよくわかっている。
「年をとっていても、若い人たちがするような格好が似合う人っているじゃないですか。違和感がないというか。でもその人はそうじゃなかったんですよね。着るならそれなりに自分を磨けばいいのに、とは思いました。自分の体型や肌のコンディションを省みずに若いファッションをするのは、見ていてちょっとイタイなと。いい年なんだから自分の体についてもっと自覚しろと言いたい(笑)。逆に、いくつになってもスタイルのいい人がやるのは見ていてすがすがしいですけどね」(M子さん)
以前、服飾関係の会社に勤めていたYさん(男性)は、仕事柄、いろんな年齢でいろんなファッションを楽しむ人たちを目にしてきた。Yさんは、
「30過ぎて姫っぽい格好をしている人とかもいましたけど、僕はイタイとは思わなかったですね。その人は『この服が好きで、着たくて着てるの! 文句あるの?』って感じで、自分を貫いている格好良さがあった。もういい年の大人なんだけど、それをしっかり自覚した上で好きなものを着ている」
と、M子さんに比べ、ことを精神論よりにとらえているようだ。しかし、それだけに
「でも、『若く見られる』ことを目的に若作りしている人は、やっぱりイタイなって思いましたよ。幼く見られたいとか、大人になりたくない感じが全面に出ている人とかね」
と、また違った方面からの厳しい意見も。
「結局、目標をどこに設定するかの問題なんじゃないでしょうか。モテたいのか、若く見られたいのか、それとも自分が好きだから、趣味でやっているのか。そういうのって服装だけじゃない、雰囲気にも出てきますよね。僕は趣味でやるぶんには全然問題ないと思います。趣味でやっている人って『服に飲まれていない』ですから、滑稽じゃないんですよ」(Yさん)
Yさんよりもさらに精神面を重視しているのが、社会人バンドでベーシストとして活躍しているAさん。音楽をやっていると、若さ=年齢のことではないのだ、とつくづく思うのだとAさんは言う。
「内面から来る若さってあるんだなって思うんです。私の周りの人も、年齢的には30過ぎてる人が多いんだけど、なぜかすごく若く見える。もちろん肌はそれなりに疲れてたりはしますけど、それをあまり感じさせないんですよね。服装も明らかに年齢にそぐわないバンドTシャツとかを着ていたりしますが、全然気にならないというか、むしろ似合っている」(Aさん)
打ち込んでいるものがある人は、いくつになっても「若い」と、Aさんは言う。
Aさんはそこまで語らなかったが、その人たちが着ている「明らかに年齢にそぐわない」服に違和感がないというのは、 結局その人が「打ち込んでいるもの」というフィルターを通して趣味的に選んでいるものだからだろう。そういう意味ではAさんの意見はYさんともリンクする。
では肝心の、「30過ぎて若作りしている人」の意見はどうだろう。20代前半からゴシック系ファッションが好きで、おとなしくはなったものの今でも抜けられないという31歳のHさんは、
「やっぱりこの年でこのファッションはヤバいなって思うときはありますよ。でも好きだからもうしょうがないって思っちゃう。要するに見苦しくなければいいわけじゃないですか。だからその分ダイエットなどで自分を磨かなくては、と思ってます」
と言う。Hさんは見た目にはせいぜい20代後半ぐらいにしか見えない。肌も髪もキレイできちんと手入れされており、ファッションと本人の間に大きな違和感はなかった。30を過ぎていると聞いて、若く見えることに驚きはしても、服装との関連性に驚くことはない。ちなみに毎日、寝る前30回の腹筋を欠かさないそうだ。
「30過ぎて若作りって、自分で自分を笑える余裕があるかないかでずいぶん違うと思う。『私もう30過ぎてるのに、こんな格好してるんですよ』って笑える人は、たぶん大丈夫なんじゃないかな。……って自分に言い聞かせてるだけかもしれないけど(笑)。自分を客観的に見ることができているから、決定的にイタくなることはないと思うんですよね」
あなたの若作りはどうですか? アウト? セーフ? その答えを決めるのは、あたな自身かもしれない。(早川舞)
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