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米国成人の携帯電話依存度がますます上昇

わずか数年前まで、オフィスで働く人たちのほとんどにとって、仕事をこなすための道具といえば、机上の電話とパソコンだった。だが今では、電話とパソコンや、移動時用のノートパソコンにとどまらず、モバイル コミュニケーション機器までもがその範ちゅうに入る。

今や、携帯電話や PDA をコミュニケーションに用いる米国人は、かつてないほど多い。彼らは仕事を離れても、情報の入手やコミュニケーションのためにオンラインに接続している。

Pew Internet & American Life Project が先ごろ発表した調査結果によると、米国人全体の62%がモバイル機器を使ってデジタルデータやツールを使った経験があり、大半の人がモバイル機器を手放し難いと感じていることが分かった。

「人々は、コミュニケーションに使うツールを実に巧みに活用している。イエスかノーかを返事するだけの仕事や、時間に追われていない仕事では、Eメールやテキスト メッセージを使う。だが、リアルタイムに対応しなければならない仕事では、電話をかけたりオンラインで対応する」と、Pew のアソシエート ディレクタを務める John Horrigan 氏は語った。

同氏によると、今回の調査結果は「情報の利用がモバイル機器に移行している非常に大きな流れ」があることを示唆しているという。

『Mobile Access to Data and Information』と題するこの調査は、2054人の成人を対象とし、そのうち500人は携帯電話で調査を実施したものだが、それによると、米国成人の58%が、通話以外のモバイル機器利用方法10種 (テキスト メッセージ、Eメール、写真、地図表示、ビデオ録画など) のうち、少なくとも1つを携帯電話か PDA で行なったことがあると分かった。また41%の人たちが、移動中にインターネットにアクセスしたことがあることも明らかになった。

この調査結果は、アクセスの性質の変化、すなわち同じ場所で速度の遅いものから、移動性があり速度の速いものへの変化を示唆していると Horrigan 氏は語る。またこの結果は、ユーザーがこれらのツールに大きく依存していることも示している。

調査によれば、利用をやめるのが最も難しいものは携帯電話で、その次にインターネット、テレビ、固定電話が続いた。

この結果は、2002年時点における同種技術に対する見方に比べて、著しく対照的だと Horrigan 氏は指摘した。2002年当時の嗜好順位は、トップが固定電話で、テレビがその後に続いていた。インターネットと携帯電話は、同率の3位だったという。


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