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75歳三浦雄一郎「実感は40代」。チョモランマ挑戦目前。

プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが75歳での最高齢最高峰チョモランマ登頂記録に挑戦する5月を前に、都内で今月13日会見を行った。「自分では年を取ったとは思わない。実感としては40代。人間、自分自身の可能性にトライしたい」と頼もしく語った。

三浦さんは2003年にも70歳でのチョモランマ登頂に成功し世界最高齢登頂記録を樹立したが、昨年長野県の元教師による71歳での登頂成功により記録は塗り替えられていた。
しかし、今回の挑戦については記録更新よりも「高齢化社会の『抗加齢』の一つの指針に登頂過程の生理データが役立つことを目指している」ということだ。
三浦さんの持病である不整脈について「昨秋のチョモランマ遠征では、ほぼ不整脈が出ない状態で、6600メートルまで登れた。低温、低圧、低酸素という過酷な状況下でどうなるかは未知数だが、予防・対処ができれば、多くの高齢の登山者にとっても福音となる」と小林義典主治医は話した。

三浦さん曰く「前回登頂した時は雲が多くて見晴らしが悪かった、山の女神が『この次は晴れるからまたおいで』と呼んだから」とは山男らしい話である。
年齢から考えると苦しい訓練に心身ともに極限かと思いきや「まだまだいける、実感として40代だ」と語る氏の自宅には低酸素登山に慣れるため酸素が薄い部屋が作られている。その中でウォークマシンで25kgの荷物背負ってトレーニングをするのである。
屋上にはテントで模擬ベースキャンプを作り三浦隊ならではという「キムチ鍋」を作って食べたりしている。他の隊では見られないメニューだそうである。苦しい訓練だけでなく登山を楽しんでいる感があるところがいい。

次男豪太さんら4人のチームで今月20日に日本を出発。ネパールで10日間、5000メートル程度の高度馴化を行った後、4月11日にチベットのベースキャンプ入りし、6000メートル台、7000メートル台の高度馴化を2回かけて実施。天候などのタイミングを見計らった上で5月に頂上へアタックする。

是非成功して70代のみならず元気のでない日本に「元気があれば何でもできる」希望を与えて欲しいものである。
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