最近よく耳にする「ツンデレ」という言葉。
ギャルゲー業界を発祥元としてアニメ・漫画にすっかり浸透し、マスメディア上でも使用されるようになったこの言葉の正しい意味をあなたはご存じだろうか。

「好きな相手に素直になれずついきつくあたってしまう」
「不器用な好意」
「人前ではツンツン(素っ気ない)しているのに2人きりになるとデレデレ(甘える・いちゃつく)になる」
この天の邪鬼を思わせるツンデレ気質はオタクの世界では分かり易い萌えの対象だ。
照れもあって人前では素直になれないけれど根底には愛情がある。
ひょんなことから嫌っていた相手に好意を抱くようになり、その気持ちを隠せなくなって甘えるようになるのもまたツンデレの一種だ。
ただの「ツンツン」だったキャラが「デレデレ」に一転するのも珍しくない。
悪友タイプ、女王気質&高飛車タイプ、規律重視・堅物タイプ、孤立・孤高・厭世タイプ等々。
拘ればツンデレも一括りには出来ない、単純に見えて実は非常に奥深い気質の一つなのである。。
このツンデレ萌えを主張する人は多いが、一方でファンの受けを狙いすぎるあまりツンデレキャラを前面に出したり、キャラをツンデレに仕立て上げられたりすることに不満を持つ人も少なくない。
「こんなのツンデレじゃない、ただのツンだ」
「ツンデレにすれば何でも許されると思っているのか」
上の意見も一理あるだろう。
この言葉は普及しすぎたあまり、人々が本来の意味を見失って乱発することも増えてしまった。
しかしその定義が広いため一概に「これは違う」とは言い切れず、結局のところ人それぞれの受け止め方に判断は委ねられるというわけだ。
「べ、別にあんたのためじゃないんだからねっ!」
「勘違いしないでよ、別に…」
これがツンデレを連想させる代表的なセリフだろうか。
有名作品でツンデレと名高いキャラはベジータ(ドラゴンボール)、海原雄山(美味しんぼ)。
女性キャラは男性キャラ以上に多くのツンデレキャラが確認されているが、真紅(ローゼンメイデン)や柊かがみ(らき☆すた)などが一例として挙げられる。
特に上に挙げたベジータ様や雄山先生は誰もが認めるツンデレキャラ。
原作をお持ちの方、興味がおありの方は原作を読み返せば「ツンデレとはなんぞや」という疑問が解決するかも知れない。

何だかんだで一番複雑なのはツンデレな本人。
ツンとデレの間を行き来し、そのたびに人々は「○○がデレた!」なんて一喜一憂するのだから。