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はみ出し銀行マンの投資相談室 Vol. 7 「Jリートが暴落し、資産が半分に…」

 はみ出し銀行マンの横田濱夫氏が、悩めるMoneyZine読者の投資相談に答えます。投資相談 Vol. 7は、保有するJリートが暴落し、資産が半分になってしまった46歳の方です。(バックナンバーはこちら

今月の読者からの投資相談 Vol.6

 公的年金も企業年金もアテにならないこの時代、しかも世をあげての超低金利です。そんな折り、1年ほど前でしょうか、あるマネー雑誌で、「Jリートで自分年金をつくろう!」という記事を見つけ、飛びつきました。当時の利回りは、2〜3%。ところが購入した直後からJリート価格が軒並み暴落し、今では当初の約半分になってしまいました。今後回復の見込みはあるんでしょうか? 現在私のほぼすべての金融資産がJリートです。(46歳・男性 コンサルタント会社勤務)

■はみ出し銀行マン・横田の答え

 なんかもう、「分散」とまったく逆のことをしちゃったよねえ。金融資産内での配分にしても、買った時期にしても「分散」じゃなくて「集中」になっちゃった。

 不動産投資信託こと、Jリート( =J-REIT) の価格がピークだったのは、去年の5月でしょう。そういやたしかにその頃、いろんなマネー雑誌で取り上げてたもんなあ。

「 リートは高利回りの分配金が、定期的にもらえます 」、 「 株より安定的でミドルリスク・ミドルリターンな商品です 」って。

■アングロサクソンが悪いのだ!

 今回の暴落のきっかけはアメリカだった。  それ以前から完全にバブル状態だったアメリカ経済に、サブプライム問題が降ってわいた。当然、アメリカの株もリートもガタガタになり、経営悪化した金融機関が貸し渋りをはじめたもんだから、信用収縮にまで陥った。

 まっ、あいらがあいつらの国の中で、勝手にバブルをつくり、勝手にコケたんならよかったんだ。自業自得ということで。でもアングロサクソン中心の外資は悪いからなあ。すでにアメリカ国内だけじゃなく、日本の不動産にまで手を出し、価格をつり上げていた。Jリートも例外じゃない。

 やりたい放題だった外資だけど、いったん自国の本丸に火がつきゃ、他国への投資どころじゃなくなる。一気日本の不動産市場から資金を引きあげた。結果、需給は崩れ、Jリートの価格も下がった。

 さらに都合の悪いことに、Jリートは日本の金融機関(とくに地銀)も買っていた。一時は値上がりし、儲かっていたものの、今じゃ一転、評価損の世界だ。その地銀連中が3月決算を控え、あわてて売りまくっている。今年に入ってからの下げがきついのは、このためだ。

■なんとイールドギャップが4%!

 まあ、済んだことはしょうがない。頭を切り替え、今後のことを考えよう。(次ページへ続く)


横田 濱夫[著]

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