スペイン代表FWフェルナンド・トーレスがあと1点決めたら、アトレティコ・マドリーはリバプールから50万ユーロ(7800万円)を受け取ることになる。これはアトレティコとリバプールとの間で、F・トーレスがシーズンに25ゴールを決めた時点で50万ユーロの追加料金が発生するという契約を結んでいるためだ。F・トーレスは現在、25ゴールに大手をかけており、8日のニューカッスル戦でも達成されそうな勢い。ニューカッスル戦で決まるかどうかは別にしても、25ゴール達成は確実であり、アトレティコの財政面とっても悪くない話、歓迎すべきことだ。

 昨年夏に3200万ユーロ(約50億円)でリバプールに移籍したF・トーレスにとって、今シーズンがプレミアリーグ初シーズンとなるが、新天地での適用もスムーズにいっている。それはゴールという数字に現れ、これまでリーグで18ゴール、カーリングカップで3ゴール、チャンピオンズリーグで3ゴールと計24ゴールをマーク。リーグでは得点ランキング3位につけており、その活躍ぶりはチームの指揮官、チームメイトらをも驚かせている。

 ミドルズブラ戦、ウェストハム戦、とホーム、アンフィールド2試合連続でハットトリックを決めるなどファンの心もしっかり掴むF・トーレス。「リバプールファンのためにゴールし続けていきたいね。特別なファンだ。彼らのためにプレーすることは誇りだし、彼らをハッピーにできるなら、僕もうれしいよ」と語る“エル・ニーニョ”は、ホームで行われるニューカッスル戦でどんな活躍を見せてくれるのだろうか?楽しみだ。

(スペイン通信)

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