[ボクシング] 3月8日(土)、両国国技館で行われた、[王者]内藤大助(日本/宮田ジム)と[挑戦者]ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)によるWBC世界フライ級12回戦は、フルラウンドを戦い抜き、最後はドロー判定。内藤が僅差での王座防衛に成功した。

昨年10月の亀田大毅戦にて、世間にその名を知らしめた内藤。大毅が繰り返した反則行為は、日本中で非難の声があがり、その一方で、内藤は絶対的ベビーフェイスとして、各メディアに引っ張りだこ。一躍大人気となっていた。

この日のポンサクレックとの再戦は、そんな内藤ブームが起こって以来の一戦。結果次第では内藤神話が一夜にして崩壊する絶対に負けられない試合であったが、試合は最終ラウンドに入っても、両者手数の衰えない白熱した攻防が繰り広げられた。

しかし、試合終盤9Rには、勢い余った挑戦者が内藤に組み付き、大毅ばりに投げ捨てる場面も。これには複雑な表情を浮かべた内藤であったが、試合後、TBS系列ブロードキャスターでインタビューに登場、司会の福留功男から「よく投げられますね?調子狂ったでしょ?」と聞かれるや、「ビックリしました。これはねーなと思いましたね。またかよ?って」と、苦笑い。それでも、最強の挑戦者ポンサクレックからベルトを守った内藤は、安堵感からか「今は、ボクシングのボの字も聞きたくない」と語り、ポンサクレックとの5度目の対戦については「もういい、もういい、やりたくないです」と真顔で拒否をした。
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