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【コラム】弥生賞/朝日杯3着の格!トゥーレの先行力に注目

【コラム】弥生賞/朝日杯3着の格!トゥーレの先行力に注目
豊かな先行力が自慢のトゥーレ。GII勝ち&GI3着の格を見せたい!(写真はデイリー杯2歳S勝ち時) 写真一覧(2件)
 レース毎に勝ち馬が変わり、馬券的にも波乱の連続という本年度の3歳牡馬クラシック戦線。弥生賞を迎えるまで重賞2勝以上の馬が不在という状況は、15年前、あのウイニングチケットがダービーを勝った世代まで遡らなければならないことらしい。

 皐月賞のトライアルレースという位置づけでありながら、実際は冬場を休養にあてていた強豪馬の始動レースとなることが多いのがこの弥生賞。
 だから、まだ皐月賞の出走権利を持たないグループが『何が何でもここで3着以内に入り、皐月賞の出走権利を獲る!』というステップとしては選びにくいレース。ディープインパクトが勝った平成17年のように、実力上位かつすでに賞金が足りているグループによって3着までが占められることも珍しくないからだ。

 その弥生賞にひさびさ、フルゲートの出走馬が出揃ったという事実こそこの世代が混沌としている状況を表しているといえるだろう。過去20年で1回しかない珍しいケースだ。

 ただ、混沌としているといってもこれまでの戦績から、この世代の傾向はいくつか浮かび上がってきている。そのうち、2歳時の東京スポーツ杯2歳Sと朝日杯FSがレベル的に抜けていたことは歴然とした事実といっていいだろう。この2レース、上位入線馬だけではなく見せ場なしで惨敗したグループの中にも、次走で巻き返しを見せた馬が多い。

 その東京スポーツ杯2歳Sを制したフサイチアソートに2着のスズジュピター。そのスズジュピターに朝日杯FSで先着したキャプテントゥーレが弥生賞のメンバーに名を連ねている。

 実績的には本番皐月賞でも間違いなく上位グループを形成する3頭だ。彼らの休養中、台頭してきた新興勢力に対し力の違いを見せ付けるような結果を見せ付ければ、この世代の力関係もハッキリとしてくる。

 フサイチアソートの未知なる可能性には一目置くとして、ここはキャプテントゥーレの先行力を上位に取りたい。本番へ向けて有力陣営が脚を測り、そして権利獲りを狙う陣営は最後まで脚を溜める競馬になりがちなトライアル戦。逃げ馬を行かせて2番手、もしくは自分で逃げてもいいだろう。GI朝日杯で3着した格の分、格好はつけてくれるはずだ。(佐藤壽恭)


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