――最近はテレビで目にする機会も増えつつありますが、もう慣れましたか?

MEG:テレビは全然慣れないですねー。どちらかと言うと、苦手です(笑)。

――アップルストアでのフリーライブ後に囲み取材を受けているMEGさんは、別人のように硬かったですね。

MEG:緊張しますよね(笑)。ああいうのは、本当に何回やっても慣れない。

――「グータンヌーボ」では先輩方に挟まれて…。

MEG:あれは結構、直前まで「ドッキリかな?」と思っていたんですよね(笑)。前に「テレビのプロデューサーと打ち合わせがあるから、かわいい格好をして来て下さい」って恵比寿か代官山のレストランに呼ばれて行ったら、私の誕生日会だったんですよ。みんながやってくれて、すごく嬉しかったんですけど、その件があったので「もしかして!?」と思って。「どう考えても江角さんと永作さんで私って、この並びはおかしいだろ」って(笑)。

――誕生日は過ぎたし。

MEG:また何のサプライズかと思って当日まで疑っていました(笑)。だって今まで一つ先ぐらいのことしか考えていなかったのに、そこから発展していってレスポンスがあったり、それでまた新たな出会いいがあってそこからまた作品が生まれたり、予期せぬそういうテレビの話を頂いたりというのは、全部「奇跡」みたいな感じがしていて。年末に「来年はどんなことをしようかな?」と考えていた時に、何となく「今の延長で楽しい制作がしたいな」というのはあったんですけど、「どんなことが起きるんだろう?」って予期できない所が面白いなぁ、と思って。何が起こるか分からないけど、何かきっかけがあることによって、そこで「MAGIC」というか「MIRACLE」が起きるかもしれないと思って。ウキウキしている所から更に「MIRACLE」が生まれたりするのかな?とか思って。そういう風な気持ちを例えたというか、そういう風な気持ちの持ち様が歌詞になっていますね。

――アルバム発売後に身の回りでの変化はありましたか?

MEG:どうなんですかねぇ?あまり分からないんですよね。最近は取材の時に出される飲み物の種類が増えているぐらいの変化は感じますかね(笑)。

――ちょっと待遇良くなったかも?って。

MEG:いや、単純によく来ているんだなぁって(笑)。でも、ライブをやっていると「男の人が増えたなぁ」というのは最近思うので。それはすごく音楽の効果というか、「音楽をやっていて良かったな」と思って、嬉しいことですね。

――年末年始に掛けて東京以外でもライブやられていましたが、ライブも楽しまれているようですね。

MEG:ライブはやっぱり、人と会えるから楽しいですね。

――お客さんの反応などは各地で違いました?

MEG:そうですね。その会場ごとにノリが違うから、そこを中田くんが臨機応変に曲を選んで持っていくという所はやっぱり「すごく心強いパートナーだなぁ」と思って。いつも裏ではビビってますから、私(笑)。

――セットリストは、いつ頃決めるんですか?

MEG:セットリストを決めないで入ることが多いというか、ほぼそうというか、全部そうというか(笑)。すごくDJっぽいというかね、彼らしくて好きです。