日立マクセルがDVD-Rなどの記録メディアの生産から完全に撤退することを発表しました。

2006年にはTDKがDVDやCDなどの記録メディア生産から撤退しましたが、その時の理由として挙げられていた「市場価格の急激な下落」は、メーカー全体に大きな痛手となっている模様です。

詳細は以下から。
組織改正および人事異動について - マクセル

このリリースによると、日立マクセルは今年4月1日より、ディスク事業グループを廃止するそうです。これにより日立マクセルの今月末でDVD-Rなどの記録メディアの生産から撤退することになります。

日立マクセル、光ディスク生産撤退を正式発表

なお、この記事によると、自社で生産を打ち切った後も、台湾メーカなどに生産委託を行うなどして「マクセル」ブランドの記録メディアの販売を続けるとのこと。

良質な記録メディアを提供する国内メーカーが減ってしまうのは少し寂しいですね…。

・関連記事
三菱電機が携帯電話事業から撤退、ドコモから「D」シリーズ消滅へ - GIGAZINE

東芝、HD DVDを3月末に事業終息へ - GIGAZINE

サムスン電子が日本の家電業界から撤退 - GIGAZINE

日立が家庭用パソコン生産・開発から全面撤退 - GIGAZINE

三洋電機、京セラに携帯電話事業譲渡で基本合意 - GIGAZINE


記事全文へ