■第5試合 ヘビー級/5分3R
アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ) vs ジェイク・オブライエン(アメリカ)
○[2R4分17秒/TKO]×

11ヶ月ぶりのオクタゴン登場となったアルロフスキーに対し、オブライエンは終始、テイクダウン狙いで低い姿勢からタックルを仕掛け続ける。得意のパンチを振るうことができないが、しっかりとがぶりテイクダウンを許さないのはアルロフスキー。

ラウンドの終盤になり、ようやくテイクダウンを奪ったオブライエンだったが、アルロフスキーのガードからのエルボーで頭部をカット、流血に見舞われてしまう。

2Rになっても、ひたすらタックルを続けたオブライエンだったが、スタンドでの組み合いの最中、テイクダウンを許すと、アルロフスキーにそのままマウントまで奪取されてしまう。

すると、それまでのうっ憤を晴らすかのように、パンチとエルボーの波状攻撃に出た元ヘビー級王者。レフェリーが試合を止めて、アルロフスキーがTKO勝ちを手にした。

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