【コラム】アーリントンC/己との戦いに打ち克てるか!?ダンツキッスイ
昨年暮れ以来、2ヶ月ぶりとなる阪神開催。 当然芝の状態は絶好、加えて473mの長い直線が待ち構える阪神の外回りコース。アーリントンCに出走する面々を見渡してみると、ここを得意にする馬もいれば不得手な馬、初コースとなる馬もいる。少なくともクセ馬ダンツキッスイにとっては、自分の競馬ができる条件が揃ったコースだといえるだろう。
そういえば新馬戦もこの阪神コース。後に紅梅Sで2着するエアパスカルを問題にしない逃げ切り劇は実に力強かった。その後のレースでは見せ場をつくるにとどまり、勝ち星を上げることはできなかったが、思いもよらぬ形で2勝目が転がり込んできたのが前走の京都戦である。
降雪で芝からダート変更になった一戦だったが、戦法は例のごとく逃げの一手。直線に入っても脚色が衰えることなく2着に2馬身半差の圧勝に終わった。雪の影響で締まった馬場だったとはいえ1分24秒9のタイムもなかなか優秀。隠れダート巧者がベールを脱いだ? と思いきや『断然芝の方がいい。前走はこの馬の形になったことが大きい!』とは陣営のお話。
ダンツキッスイに限らず『自分の形』になれば驚くほどの強さを発揮する反面、『自分の形』が崩されると目を覆いたくなるような惨敗もあるのが逃げ馬の特徴。
直線の追い比べが競馬の勝負の分かれ目であり、醍醐味だ。しかし、逃げ馬の勝負はスタートから始まり4コーナーまででほぼ決する。それゆえ他馬のマークを緩くさせる『泣き』のコメントや、逆に競りかけてこさせないような『牽制』コメントなど、マスコミ報道を使った情報操作は逃げ馬陣営にとって日常茶飯事のこと。
私も記者時代は『逃げそうな馬はなに? ウチのに競りかけたら逆に潰されるよ、って書いておいてよ』といった話を何度となく聞かされてきたものだ。
逃げ馬の勝負はスタートから始まる、と書いたがここで訂正させてもらおう。勝負は“スタート前から”始まっている、と。
この中間のダンツキッスイ、コース・坂路と動きは力強く調子落ちはなさそう。たまたま手元にある某スポーツ紙に目を通すと『相手も強いしどうかな』という話が載せられている。一般のファンだけではなく他陣営にも『あの馬はどうせ逃げてバテる』と思わせた段階で、まずは第一関門を突破だ。あとは無事にゲートを出てくれれば……。(佐藤恭壽)
そういえば新馬戦もこの阪神コース。後に紅梅Sで2着するエアパスカルを問題にしない逃げ切り劇は実に力強かった。その後のレースでは見せ場をつくるにとどまり、勝ち星を上げることはできなかったが、思いもよらぬ形で2勝目が転がり込んできたのが前走の京都戦である。
降雪で芝からダート変更になった一戦だったが、戦法は例のごとく逃げの一手。直線に入っても脚色が衰えることなく2着に2馬身半差の圧勝に終わった。雪の影響で締まった馬場だったとはいえ1分24秒9のタイムもなかなか優秀。隠れダート巧者がベールを脱いだ? と思いきや『断然芝の方がいい。前走はこの馬の形になったことが大きい!』とは陣営のお話。
ダンツキッスイに限らず『自分の形』になれば驚くほどの強さを発揮する反面、『自分の形』が崩されると目を覆いたくなるような惨敗もあるのが逃げ馬の特徴。
直線の追い比べが競馬の勝負の分かれ目であり、醍醐味だ。しかし、逃げ馬の勝負はスタートから始まり4コーナーまででほぼ決する。それゆえ他馬のマークを緩くさせる『泣き』のコメントや、逆に競りかけてこさせないような『牽制』コメントなど、マスコミ報道を使った情報操作は逃げ馬陣営にとって日常茶飯事のこと。
私も記者時代は『逃げそうな馬はなに? ウチのに競りかけたら逆に潰されるよ、って書いておいてよ』といった話を何度となく聞かされてきたものだ。
逃げ馬の勝負はスタートから始まる、と書いたがここで訂正させてもらおう。勝負は“スタート前から”始まっている、と。
この中間のダンツキッスイ、コース・坂路と動きは力強く調子落ちはなさそう。たまたま手元にある某スポーツ紙に目を通すと『相手も強いしどうかな』という話が載せられている。一般のファンだけではなく他陣営にも『あの馬はどうせ逃げてバテる』と思わせた段階で、まずは第一関門を突破だ。あとは無事にゲートを出てくれれば……。(佐藤恭壽)
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