先ほどの記事でイー・モバイルが音声サービスの開始に合わせて、高機能なスマートフォンを含めた2機種を発表したことをお伝えしましたが、今度は肝心の音声通話サービスを概要をお伝えします。

また、NTTドコモとの国内ローミングを開始することにより、音声通話だけでなくデータ通信のエリアも拡張されています。

詳細は以下から。
NEWS|電話基本料無料! いよいよ電話サービス提供開始
ケータイ初、加入者間24時間話し放題「定額パック24」や
月額0円からの「ケータイプランデータセット」も | eMobile


このリリースによると、イー・モバイルが開始する音声通話サービスは、固定電話や携帯電話などへの発着信や国際着信に加えて、ショートメッセージサービス(SMS)、留守番電話などのサービスも提供されるそうです。なお、消防・救急への緊急通報が可能な地域はサービス開始当初制限されており、今後順次拡大していくとのこと。

ちなみに基本使用料は従来のデータ通信プランの基本使用料と同じで、電話基本料は無料。国内通話料は相手先によらず30秒18.9円ですが、月額980円のオプションプラン「定額パック24」を申し込むとイー・モバイル同士の通話が24時間無料になるほか、携帯電話やPHSには30秒9.45円、固定電話・IP電話へは30秒5.25円で通話が可能になります。

NEWS|電話サービス開始とともに、国内ローミング開始
電話や従量制データ通信が全国で利用可能に | eMobile


そしてこのリリースによると、音声通話サービス開始と同時に東芝製の音声端末「H11T」向けに月額105円でNTTドコモのネットワークを利用できる「国内ローミング」が25道県で開始されるそうです。

国内ローミング利用時は「定額パック24」などの申し込みの有無にかかわらず、通話料が30秒22.05円となるほか、パケット通信が1パケット0.0735円の従量課金となるとしており、通話や通信中の移動によりイー・モバイルのサービスエリアと国内ローミングエリアの間を移った場合、通話や通信が切断されます。

国内ローミング対応エリアは以下の通り。その他の都道府県では、地下鉄駅構内等を含め、国内ローミングは提供されないとのこと。

【北海道】
札幌近郊を除く道内
【東北地方】
青森県、秋田県、岩手県、山形県、福島県
【中部地方】
長野県、富山県、石川県、福井県
【中国・四国地方】
鳥取県、島根県、岡山県、山口県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県
【九州・沖縄地方】
大分県、宮崎県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県

関連記事
ついにイー・モバイルがNTTドコモの新規契約者数を抜く - GIGAZINE

イー・モバイル、定額通信サービスを料金据え置きで7.2Mbpsに高速化 - GIGAZINE

イー・モバイルのサービスエリアを大阪でチェックしてみました - GIGAZINE

イー・モバイルのモバイル端末「EM・ONE」を触ってみました - GIGAZINE

下り3.6Mbpsが月額5980円、イー・モバイルのモバイル端末「EM・ONE」発売 - GIGAZINE


記事全文へ