【戦極】3・5ボクシング世界王者とPRIDE GP王者が夢の合体!
2008年02月21日17時47分 / 提供:格闘技WEBマガジンGBR
2月21日(木)東京・落合にあるGRABAKAジムにて、三崎和雄(GRABAKA)がWBC世界フライ級チャンピオン内藤大助(宮田)と合同公開練習を行った。
三崎は3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館で開催されるWVR主催『戦極−SENGOKU−』で、修斗世界王者のシアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン)と対戦する。
昨年、注目の日本人対決を戦った二人のヒーローが夢の合体だ。内藤は2007年7月にWBC世界フライ級王座への3度目の挑戦で、宿敵ポンサクレックに勝利して同王座を奪取。
10月にはWBCのタイトルを賭けて亀田大毅と対戦し、大差の判定勝利を収めて一躍世間の注目を集めた。一方の三崎も大晦日「やれんのか!」のリングで秋山成勲と対戦、総合格闘技史に残る激闘を繰り広げ、一度は勝ち名乗りを受けた。(※試合後、結果はノーコンテストに変更)
今回は「共通の知人を通じて」(内藤)、内藤が三崎の所属するGRABAKAジムを訪問。三崎にボクシングを教えるという形での合同練習が実現した。
練習は三崎のシャドーボクシングから始まった。黙々とパンチを繰り出す三崎に対して、内藤がその様子を見ながら「顎をもっと引いた方がいいですね」「右のパンチを打ったら、すぐに相手のパンチをくぐりましょう」など細かくアドバイスを送る。
その後は三崎のミット打ちを見ながら、内藤がさらに細かくパンチの打ち方を指導。左フックにおける体の使い方やアッパーを打つ際の体の角度を実演しながら説明すると、三崎もその説明に深く頷き、すぐにミット打ちで実践した。
最初は互いに緊張した様子だったものの、練習が進むに連れて二人は意気投合。
内藤が自らの得意技である目線を使ったフェイントを三崎に伝授し、最後はカメラマンからのリクエストに応じて、短い時間ではあるが内藤が三崎のミットを持つ場面もあった。こうして約30分ほどの公開練習が終了、二人は囲み取材に応じた。
指導を受けた感想を聞かれて「非常に強くなった気がします。僕もあちこちで練習しているのですが、内藤さんの指導にはすごく受け止めるものがありました。
言葉で説明するのは難しいのですが、一緒に練習させてもらってすごく満足感があります。自信を持つことが出来ました。僕は内藤さんという人間が憧れで目標の人でした。この話が決まった時には一瞬、夢を見ているような気がしました」と興奮気味に話した三崎。
内藤は「年末に初めて試合を見たのですが、怖い人というイメージがあってちょっと不安でした。でも喋ってみてびっくり。強い人ほど温厚でやさしい顔をしているというか、(三崎について)そう思いましたね。
年末までは秋山選手のことは知っていたんですが、三崎選手のことは知らなかったんですね。それで秋山選手は強い選手だから、三崎選手にとっては厳しい試合になるだろうなと思ってました。
でもそれが一度ダウンを奪われてから、ああやって逆転して。TVで見ていた人とこういうことが出来てありがたいし、すごく楽しみにしてました。僕も試合直前なんですが刺激をもらったし、モチベーションになりました」と今日の練習を振り返る。
今回は内藤が三崎を指導という形にこそなったものの「三崎選手は格闘家としても一流選手ですし、俺でいいのかなという戸惑いもありましたけど、自分の得意分野であるボクシングであれば教えようという気になりました。本当にお互いに現役の選手で、三崎選手も一流の格闘家ということで、恐縮していたんですが、基本的には教えるのは好きだし、三崎選手は腰も低くてやりやすかったですね」と内藤。
三崎のパンチの技術については「僕が思っていたよりも上手だったと思います。もっとガチャガチャしたパンチだと思っていたんですが、すごく綺麗な打ち方をされますよね。
特に綺麗な右ストレートを打つなと思いました。ボクサーでもストレートをちゃんと打つのは難しいし、フックだけのボクサーもいるくらいなのに。失礼ないい方かもしれませんが、センスあるなと感じました」と高く評価した。
一方の三崎は内藤を「動物性を持った選手だと思って見ていました。プロとして技術を持っているのは当たり前なのですが、内藤さんには勝つ、生き残るという動きや精神面において動物性を感じます」と自らの言葉で表現。
内藤直伝のフェイントには「世界を制した技術だなと感じました」としながらも「僕もフェイントを大切に考えているんですが、いざリングに上がると相手の顔や目だけを見てしまうんですよね(苦笑)」と、まだまだ難しさを感じている様子。
するとすかさず内藤が「僕も教えている時には冷静だけど、実際にリングに上がったら難しいですよ。僕はボクシングを始めるのが遅かったから、色んなことを考えてやっていましたからね」と声をかける場面も。
その後も会話は続き、内藤が「ずっと三崎選手の方が年上だと思っていたんですが、実は僕よりも2つ下なんですね。こう見えて意外と年とっているんですよ(笑)」と実は先輩だったことを告白するなど、和気あいあいとした雰囲気の中、囲み取材は終了した。
取材の最後には「教える教えないではなくて、練習している姿や戦っている姿を見ることは刺激になる。これからは練習や試合を見たりしたいと思います」(内藤)
「総合格闘技ではボクシングも必要だし、どこかでもう一度練習させてもらいたいとは思いますが、どちらかというとプライベートの部分で内藤さんの人間感を見たいと思っています」(三崎)と二人。それぞれ今後の交流を誓っていた。
株式会社ワールドビクトリーロード
「戦極−SENGOKU−」
2008年3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
▼メインイベント
吉田秀彦(吉田道場)
VS
ジョシュ・バーネット(フリー/第10代無差別級キング・オブ・パンクラシスト・第7代UFCヘビー級王者・PRIDE GP 2006 無差別級トーナメント 準優勝)
藤田和之(藤田事務所)
VS
ピーター・グラハム(オーストラリア/A・E FACTORY)
五味隆典(久我山ラスカルジム/PRIDEライト級王者)
VS
ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/ハイ・アルティチュード)
三崎和雄(GRABAKA/PRIDEウェルター級GP2006覇者)
VS
シアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン/ゴールデン・グローリー/第5代修斗世界ライトヘビー級王者)
川村 亮(パンクラスism)
VS
アントニオ・ブラガ・ネト(ブラジル/グレイシー・フュージョン)
ファブリシオ“ピットブル”モンテイロ(ブラジル/グレイシーバッハ・コンバットチーム)
VS
ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイル・アカデミー)
瀧本 誠(吉田道場/シドニー五輪柔道81Kg級金メダリスト)
VS
エヴァンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
三崎は3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館で開催されるWVR主催『戦極−SENGOKU−』で、修斗世界王者のシアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン)と対戦する。
昨年、注目の日本人対決を戦った二人のヒーローが夢の合体だ。内藤は2007年7月にWBC世界フライ級王座への3度目の挑戦で、宿敵ポンサクレックに勝利して同王座を奪取。
10月にはWBCのタイトルを賭けて亀田大毅と対戦し、大差の判定勝利を収めて一躍世間の注目を集めた。一方の三崎も大晦日「やれんのか!」のリングで秋山成勲と対戦、総合格闘技史に残る激闘を繰り広げ、一度は勝ち名乗りを受けた。(※試合後、結果はノーコンテストに変更)
今回は「共通の知人を通じて」(内藤)、内藤が三崎の所属するGRABAKAジムを訪問。三崎にボクシングを教えるという形での合同練習が実現した。
練習は三崎のシャドーボクシングから始まった。黙々とパンチを繰り出す三崎に対して、内藤がその様子を見ながら「顎をもっと引いた方がいいですね」「右のパンチを打ったら、すぐに相手のパンチをくぐりましょう」など細かくアドバイスを送る。
その後は三崎のミット打ちを見ながら、内藤がさらに細かくパンチの打ち方を指導。左フックにおける体の使い方やアッパーを打つ際の体の角度を実演しながら説明すると、三崎もその説明に深く頷き、すぐにミット打ちで実践した。
最初は互いに緊張した様子だったものの、練習が進むに連れて二人は意気投合。
内藤が自らの得意技である目線を使ったフェイントを三崎に伝授し、最後はカメラマンからのリクエストに応じて、短い時間ではあるが内藤が三崎のミットを持つ場面もあった。こうして約30分ほどの公開練習が終了、二人は囲み取材に応じた。
指導を受けた感想を聞かれて「非常に強くなった気がします。僕もあちこちで練習しているのですが、内藤さんの指導にはすごく受け止めるものがありました。
言葉で説明するのは難しいのですが、一緒に練習させてもらってすごく満足感があります。自信を持つことが出来ました。僕は内藤さんという人間が憧れで目標の人でした。この話が決まった時には一瞬、夢を見ているような気がしました」と興奮気味に話した三崎。
内藤は「年末に初めて試合を見たのですが、怖い人というイメージがあってちょっと不安でした。でも喋ってみてびっくり。強い人ほど温厚でやさしい顔をしているというか、(三崎について)そう思いましたね。
年末までは秋山選手のことは知っていたんですが、三崎選手のことは知らなかったんですね。それで秋山選手は強い選手だから、三崎選手にとっては厳しい試合になるだろうなと思ってました。
でもそれが一度ダウンを奪われてから、ああやって逆転して。TVで見ていた人とこういうことが出来てありがたいし、すごく楽しみにしてました。僕も試合直前なんですが刺激をもらったし、モチベーションになりました」と今日の練習を振り返る。
今回は内藤が三崎を指導という形にこそなったものの「三崎選手は格闘家としても一流選手ですし、俺でいいのかなという戸惑いもありましたけど、自分の得意分野であるボクシングであれば教えようという気になりました。本当にお互いに現役の選手で、三崎選手も一流の格闘家ということで、恐縮していたんですが、基本的には教えるのは好きだし、三崎選手は腰も低くてやりやすかったですね」と内藤。
三崎のパンチの技術については「僕が思っていたよりも上手だったと思います。もっとガチャガチャしたパンチだと思っていたんですが、すごく綺麗な打ち方をされますよね。
特に綺麗な右ストレートを打つなと思いました。ボクサーでもストレートをちゃんと打つのは難しいし、フックだけのボクサーもいるくらいなのに。失礼ないい方かもしれませんが、センスあるなと感じました」と高く評価した。
一方の三崎は内藤を「動物性を持った選手だと思って見ていました。プロとして技術を持っているのは当たり前なのですが、内藤さんには勝つ、生き残るという動きや精神面において動物性を感じます」と自らの言葉で表現。
内藤直伝のフェイントには「世界を制した技術だなと感じました」としながらも「僕もフェイントを大切に考えているんですが、いざリングに上がると相手の顔や目だけを見てしまうんですよね(苦笑)」と、まだまだ難しさを感じている様子。
するとすかさず内藤が「僕も教えている時には冷静だけど、実際にリングに上がったら難しいですよ。僕はボクシングを始めるのが遅かったから、色んなことを考えてやっていましたからね」と声をかける場面も。
その後も会話は続き、内藤が「ずっと三崎選手の方が年上だと思っていたんですが、実は僕よりも2つ下なんですね。こう見えて意外と年とっているんですよ(笑)」と実は先輩だったことを告白するなど、和気あいあいとした雰囲気の中、囲み取材は終了した。
取材の最後には「教える教えないではなくて、練習している姿や戦っている姿を見ることは刺激になる。これからは練習や試合を見たりしたいと思います」(内藤)
「総合格闘技ではボクシングも必要だし、どこかでもう一度練習させてもらいたいとは思いますが、どちらかというとプライベートの部分で内藤さんの人間感を見たいと思っています」(三崎)と二人。それぞれ今後の交流を誓っていた。
株式会社ワールドビクトリーロード
「戦極−SENGOKU−」
2008年3月5日(水)東京・国立代々木競技場第1体育館
開場17:00 開始18:00
<決定対戦カード>
▼メインイベント
吉田秀彦(吉田道場)
VS
ジョシュ・バーネット(フリー/第10代無差別級キング・オブ・パンクラシスト・第7代UFCヘビー級王者・PRIDE GP 2006 無差別級トーナメント 準優勝)
藤田和之(藤田事務所)
VS
ピーター・グラハム(オーストラリア/A・E FACTORY)
五味隆典(久我山ラスカルジム/PRIDEライト級王者)
VS
ドゥエイン・ラドウィック(アメリカ/ハイ・アルティチュード)
三崎和雄(GRABAKA/PRIDEウェルター級GP2006覇者)
VS
シアー・バハドゥルザダ(アフガニスタン/ゴールデン・グローリー/第5代修斗世界ライトヘビー級王者)
川村 亮(パンクラスism)
VS
アントニオ・ブラガ・ネト(ブラジル/グレイシー・フュージョン)
ファブリシオ“ピットブル”モンテイロ(ブラジル/グレイシーバッハ・コンバットチーム)
VS
ニック・トンプソン(アメリカ/フリースタイル・アカデミー)
瀧本 誠(吉田道場/シドニー五輪柔道81Kg級金メダリスト)
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