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【オトコ魂】女だらけの職場で働く30代オトコの憂鬱

【オトコ魂】女だらけの職場で働く30代オトコの憂鬱
会社に恋愛を求める、という男性は少なくないはずだ。男女比率の格差から生まれる餓えた牡ライオンのごときシチュエーション等に、恋愛感情を覚えてしまうようだ。が、女性だらけの職場にひとり、オトコが混じればどうだろう。また、人数に勝る女性社員たちはひとりの牡ライオンにどんな視線を向けているのだろう。男女比率が1対10という女性だらけのドレスショップで働くA氏(31歳・男
性)と、同じく同社のBさん(30歳・女性)の二人に話を伺った。

「以前は広告代理店に勤めていたんですが、オトコだらけで体育会系の職場でした。が、今は女子校ノリ。誰かがファッション誌を開けばコレが"カワイイ"なんてみんなで群がるみたいな(笑)」(A氏)

男女比率により女性の力が強くなっているのもあるが、ドレスショップという女性が主役になれる職場だからキャラの強い女性が集まり、結果、男として見られていない状況だという。「会社の中での男性の立ち位置は"オトコ"というより"ヒト"ですね」(Bさん)

A氏は言う。上司が女性ということで、例え部下の女性であっても指示を聞いてもらえないらしい。「会社の引っ越しがあればすべて自分。仕入れ商品の搬入があれば全て僕の役割。"重い荷物もってくれる人"って感じですね。また、女性って意外と大雑把な部分があるじゃないですか。だから細かく面倒な仕事もすべて僕に回って来ます。『全部俺かよ!』って(笑)」

現状を聞けば、文句を言いながらも女性に従っているらしい。そう、いちいち気にしたり腹を立てていてはコッチが壊れてしまうのだ。が、「うまくやっていくコツはファッション誌を見ながら一緒になって"カワイイ"って言えるか。基本的に男性っぽい人はやっていきづらいかもしれない」と笑うA氏は、この状況を楽しんでいるようにも思う。

「女性同士だと言いにくい噂や悩みの類いがすべて僕に降りてくる。それを聞いてあげなきゃいけない環境に置かれている現状がすごく嫌ですね。だけど僕はある意味キャバ嬢のマネージャーだと割り切っています。管理職なんですけど、ワガママな女子社員のグチを聞くまた違った意味での管理職というか(笑)。

外ではオトコでも会社ではお母さん。自分を押し殺してドMになって女性のマネージャーに徹することで女のコが頑張り売り上げが増え、さらには自分の給料も上がるみたいな(笑)」

風が吹けば桶屋が儲かるとはよく言ったもの。もちろんA氏の場合は一例だろう。実社会では女性だらけの職場で思い悩みストレスを溜め込んで辞める 男性も多いと聞く。そんな状況の打開策として、Bさんはこうアドバイスする。

「ケンカの時に頭から潰せという法則と同じで、女性のリーダーに取り入ることですね。そうすれば、自ずと下の女性がついてくるじゃないですか。あと、いじめられた場合でも手を差し伸べてくれるコは絶対にいます。恋愛感情は無いということを前提にそのコをを大切にすることです」

最後に、A氏、ビールでもゴックンしたくなるストレス満載の日々はどうしているのだろう。「息抜きはキャバクラです。会社では"ヒト"ですがキャバ嬢には"オス"になります」

女子社員のマネージャーに徹した会社で生まれるストレスを女性で癒す。つまり、会社に恋愛を持ち込まない。実にバカバカしいが女性社会で生き抜く最低限の身だしなみのようなものだ。(大脇 克浩)

●取材協力
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