矢野経済研究所が実施した2007年のオンラインゲーム市場調査によると、各カテゴリがいずれも好調。特にゲーム専用機のオンライン対応ソフトの増加によって、パッケージソフト売上高は前年比152.1%の421.8億円となった。

「市場調査編」の資料によると、2007年度のオンラインゲーム市場規模は「パソコン向け」が820億円(前年比126.1%)、「ゲーム専用機(据置型)向け」が496億円(同144.0%)、「アーケード」が1,570億円(141.3%)の見込みで、いずれも好調。パソコン向け市場のパブリッシング売上高は802億円(同127.5%)となり、うち「定額課金制売上高」は300億円で成長率はほぼ横ばい。「アイテム課金制売上高(アバター課金および、定額課金制との併用型も含む)」は503億円(同151.3%)と高い成長率を示している。

  ゲーム専用機(据置型)向け市場は、次世代ゲーム機向けのオンライン対応ソフトウェアが増加した影響により、パッケージソフトウェア売上高が421.8億円(前年比152.1%)と高い成長率を示している一方で、パブリッシング売上高は73.6億円(同110.3%)にとどまっている。アーケード市場におけるオンラインゲーム市場規模(ネットワーク対応ゲーム機のオペレーション売上高)は、1,570億円(141.3%)。非オンラインゲームを含むアーケードゲーム総市場規模(オペレーション売上高)に対する構成比は21.8%に達すると推計している。アーケードゲームは、ビデオゲームだけでなくメダルゲームや体感系ゲーム等においてもネットワーク対応型が増加傾向にあり、今後も堅調な成長が見込まれる。

 また、携帯電話向けゲーム市場(非オンラインゲーム含)は、コンテンツのリッチ化や機種変更によるダウンロード需要の増加、そしてオンライン対応ゲームコンテンツの増加などが好要因となり堅調に拡大したことから、2007年度の携帯電話向けゲーム市場規模は957億円(前年比128.0%)となる見込み。

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MarkeZine編集部 [著]

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