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女子アナと芸能人に汚染された市民マラソン=東京マラソン2008

女子アナと芸能人に汚染された市民マラソン=東京マラソン2008
沿道の応援にも力が入る。品川で(撮影:山本宏樹、2月17日)
【PJ 2008年02月18日】− 「市民マラソン」とは「市民が主体」となったマラソン大会をいうのだろう。17日行われた「東京マラソン2008」には約3万3000人の市民がエントリーした。報道によると、約2万6000人の市民が完走し、沿道からは約220万人の市民が応援したという。この「市民マラソン」を放映したのは日本テレビだった。

 大会前から大会終了、そして終了後になっても、日テレは自局の女子アナや芸能人を取り上げ、いかに「市民マラソン」がすばらしいかを喧伝(けんでん)していた。わたしはこの光景を見て違和感を抱いただけでなく、「市民マラソン」としての「東京マラソン2008」自体に疑問を抱いてしまった。日テレの放映の仕方ではわたしの目には、自局と芸能人の宣伝が「主」で、市民ランナーが「従」と映ってしまったからだ。

 参加した女子アナも芸能人もたぶんマラソンが好きなのだろう。しかし、彼女・彼らは仕事として参加している。女子アナと芸能人の汗くさい演技が、逆に、「市民マラソン」としての「東京マラソン2008」の品格を貶(おとし)めてしまった。結局は参加した市民ランナーも、沿道で応援した市民も、マスコミや広告代理店、芸能プロダクションのカネもうけの道具として利用されたのではないだろうか。

 東京マラソン2008は「市民マラソン」とうたっている。ならば、女子アナや芸能人の姿を映す時間があったら、一人でも多くの市民ランナーや沿道の市民の姿を映すべきではないか。こんなうさんくさいテレビ局の演出を許した「市民マラソン」の主催者である東京都と石原慎太郎知事の罪は深い。【了】

■関連情報
【特集】一般市民のPJが取材した市民マラソン「東京マラソン2008」

PJニュース.net
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 大森 勇三【 東京都 】
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