【IT革命児】アメリカンドリームを飛び越えた男「ビル・ゲイツ」
2008年02月17日09時00分 / 提供:ITライフハック
世界でも指折りの億万長者として知られるウィリアム H. ゲイツ 3世(以下ビル・ゲイツ氏)。パソコンを使っている人であれば、彼の名を知らない人はいないであろう。パソコンの基本OS「Windows」を提供しているマイクロソフトの創始者のひとりであり、彼なくしては今日のIT業界は存在し得なかったといっても過言ではないだろう。
ビル・ゲイツはどのようにして今の地位まで上りつめたのだろうか。彼のサクセスストーリーを振り返ってみよう。
■マイクロソフト誕生までの道のり
●高校時代に起業
ビル・ゲイツ氏は1955年10月28日に産声を上げ、米国ワシントン州のシアトルで2人の姉妹とともに育った。父は、 シアトルで弁護士業を営んでいるウィリアム H. ゲイツ 2世で、母は教員、ワシントン大学の評議委員、および国連 NGO の United Way International の会長を務めたメアリー ゲイツ(すでに他界)。
ビル・ゲイツ氏は、公立小学校を経てノース シアトルの私立レイクサイド スクールに進学した。13歳のときにコンピュータープログラミングを始めたのがコンピューターに興味を持つキッカケとなったようだ。起業は早く、高校時代には友人のポール・アレン(マクロソフトの共同創設者)とともにトラフォデータ社を創業している。1973年、ハーバード大学に入学し、現マイクロソフト 最高経営責任者となるスティーブ・バルマー氏と出会った。
●世界最初のパソコンが原点
1975年、ビル・ゲイツ氏はポピュラー・エレクトロニクス誌に世界初のパソコン「Altair 8800」が掲載されたことから、ハネウェルの社員であったポール・アレンとともにAltair 8800用のコンピューター言語「BASIC」を開発した。Altair 8800用BASICを販売するために設立した会社こそ、今日のマイクロソフトの前身である“Micro-soft”※だ。
ビル・ゲイツ氏は、マイクロソフトの仕事に全力を注ぐために大学を中退するが、「パソコンはいずれすべての職場および家庭で有益な道具になる」という揺るぎない信念を持っていたという。1980年、IBMからOSの開発を依頼され、Seattle Computer Productsから調達したOSをもとに「PC-DOS」と呼ばれるOSを納入し、OSビジネスの基礎を築いたのだ。
その後の活躍は、読者の皆さんもよくご存じのことだろう。GUIインターフェイスを持つOS「Windows」を開発し、今日のようなWindows時代をもたらしている。
●14年連続の長者番付1位に
ビル・ゲイツ氏は、2000年1月、マイクロソフト 最高経営責任者の座をスティーブ・バルマー氏に譲り、現在は同社の会長職にある。彼のビジネスによる財は一般のサラリーマンの常識とは遠くかけ離れたものだ。米国の2007年世界長者番付によると、個人資産は推定590億ドル※で、14年連続のトップとなっている。
※日本円で約6兆2000億円
■ビル・ゲイツ氏が見せる意外な一面
●世界規模での慈善活動
マイクロソフトは2006年6月15 日、ビル・ゲイツ氏が2008年7月をもって同社の経営の第一線から退き、その後はビル アンド メリンダ ゲイツ財団での活動を中心に世界の健康と教育の課題に取り組むことを発表し、彼の妻 メリンダ・ゲイツと父親 ウィリアム H. ゲイツ 2世とともに設立。同財団は2005年、国際団体「ワクチンと予防接種のための世界同盟」に民間としては最大規模となる7億5000万ドルの寄付を発表している。
●庶民的な一面も
ビル・ゲイツ氏は、ハンバーガーやピザなどのファーストフード好きだという話がある。実際、日本のマイクロソフトの元会長 古川 享 氏のブログ「私の知っているビル・ゲイツ」によると、ほぼ毎日欠かさずハンバーガーを昼食にしていたそうだ。
ある日、同氏がビル・ゲイツ氏に毎日ハンバーガーを食べる理由を聞いたところ、「ハンバーガーはアメリカ文化の産んだ偉大な完全食で全ての栄養要素を含んでいる」という返答が返ってきたそうだ。幕張で開催された大きなイベントで基調講演を引き受けたときにも、ハンバーガーは欠かさなかったという。またビル・ゲイツ氏は自家用ジェット機を所有しているが、一般の旅客機では常にエコノミークラスの席を利用しているそうだ。
ビル・ゲイツ氏の成功は、世界初のパソコン「Altair 8800」に出会ったときに専用のコンピューター言語を作ろうと思い立ち、実際に実現したことから始まった。友人やビジネスパートナーに恵まれた点も大きかったのだろうが、普通の人であれば、アイデアを実現することはできないことが多い。ナポレオンの研究家として知られているゲイツ氏は、ナポレオンに関連した書物はほとんどを読破したとも言われている。「BASIC」のアイデアが浮かんだとき、彼の辞書からは「不可能」という文字が消えたのかもしれない。
参考
・Microsoft Fast Facts: 1975(英文) - マイクロソフト
・マイクロソフト コーポレーション(米国本社) 役員 - マイクロソフト
・古川 享 ブログ - マイクロソフト
・ビル・ゲイツ - ウィキペディア
編集部:関口哲司
Copyright 2008 livedoor. All rights reserved.
ビル・ゲイツはどのようにして今の地位まで上りつめたのだろうか。彼のサクセスストーリーを振り返ってみよう。
■マイクロソフト誕生までの道のり
●高校時代に起業
ビル・ゲイツ氏は1955年10月28日に産声を上げ、米国ワシントン州のシアトルで2人の姉妹とともに育った。父は、 シアトルで弁護士業を営んでいるウィリアム H. ゲイツ 2世で、母は教員、ワシントン大学の評議委員、および国連 NGO の United Way International の会長を務めたメアリー ゲイツ(すでに他界)。
ビル・ゲイツ氏は、公立小学校を経てノース シアトルの私立レイクサイド スクールに進学した。13歳のときにコンピュータープログラミングを始めたのがコンピューターに興味を持つキッカケとなったようだ。起業は早く、高校時代には友人のポール・アレン(マクロソフトの共同創設者)とともにトラフォデータ社を創業している。1973年、ハーバード大学に入学し、現マイクロソフト 最高経営責任者となるスティーブ・バルマー氏と出会った。
●世界最初のパソコンが原点
1975年、ビル・ゲイツ氏はポピュラー・エレクトロニクス誌に世界初のパソコン「Altair 8800」が掲載されたことから、ハネウェルの社員であったポール・アレンとともにAltair 8800用のコンピューター言語「BASIC」を開発した。Altair 8800用BASICを販売するために設立した会社こそ、今日のマイクロソフトの前身である“Micro-soft”※だ。
ビル・ゲイツ氏は、マイクロソフトの仕事に全力を注ぐために大学を中退するが、「パソコンはいずれすべての職場および家庭で有益な道具になる」という揺るぎない信念を持っていたという。1980年、IBMからOSの開発を依頼され、Seattle Computer Productsから調達したOSをもとに「PC-DOS」と呼ばれるOSを納入し、OSビジネスの基礎を築いたのだ。
その後の活躍は、読者の皆さんもよくご存じのことだろう。GUIインターフェイスを持つOS「Windows」を開発し、今日のようなWindows時代をもたらしている。
●14年連続の長者番付1位に
ビル・ゲイツ氏は、2000年1月、マイクロソフト 最高経営責任者の座をスティーブ・バルマー氏に譲り、現在は同社の会長職にある。彼のビジネスによる財は一般のサラリーマンの常識とは遠くかけ離れたものだ。米国の2007年世界長者番付によると、個人資産は推定590億ドル※で、14年連続のトップとなっている。
※日本円で約6兆2000億円
■ビル・ゲイツ氏が見せる意外な一面
●世界規模での慈善活動
マイクロソフトは2006年6月15 日、ビル・ゲイツ氏が2008年7月をもって同社の経営の第一線から退き、その後はビル アンド メリンダ ゲイツ財団での活動を中心に世界の健康と教育の課題に取り組むことを発表し、彼の妻 メリンダ・ゲイツと父親 ウィリアム H. ゲイツ 2世とともに設立。同財団は2005年、国際団体「ワクチンと予防接種のための世界同盟」に民間としては最大規模となる7億5000万ドルの寄付を発表している。
●庶民的な一面も
ビル・ゲイツ氏は、ハンバーガーやピザなどのファーストフード好きだという話がある。実際、日本のマイクロソフトの元会長 古川 享 氏のブログ「私の知っているビル・ゲイツ」によると、ほぼ毎日欠かさずハンバーガーを昼食にしていたそうだ。
ある日、同氏がビル・ゲイツ氏に毎日ハンバーガーを食べる理由を聞いたところ、「ハンバーガーはアメリカ文化の産んだ偉大な完全食で全ての栄養要素を含んでいる」という返答が返ってきたそうだ。幕張で開催された大きなイベントで基調講演を引き受けたときにも、ハンバーガーは欠かさなかったという。またビル・ゲイツ氏は自家用ジェット機を所有しているが、一般の旅客機では常にエコノミークラスの席を利用しているそうだ。
ビル・ゲイツ氏の成功は、世界初のパソコン「Altair 8800」に出会ったときに専用のコンピューター言語を作ろうと思い立ち、実際に実現したことから始まった。友人やビジネスパートナーに恵まれた点も大きかったのだろうが、普通の人であれば、アイデアを実現することはできないことが多い。ナポレオンの研究家として知られているゲイツ氏は、ナポレオンに関連した書物はほとんどを読破したとも言われている。「BASIC」のアイデアが浮かんだとき、彼の辞書からは「不可能」という文字が消えたのかもしれない。
参考
・Microsoft Fast Facts: 1975(英文) - マイクロソフト
・マイクロソフト コーポレーション(米国本社) 役員 - マイクロソフト
・古川 享 ブログ - マイクロソフト
・ビル・ゲイツ - ウィキペディア
編集部:関口哲司
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