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【オトコ魂】自分磨きの「サイドワーク」やってる?

平日は仕事に追われ、休みの日は疲れて家でぐったり。そんなことでは、自分磨きもままならない。ここはいっそ、空いた時間や休日を利用して、サイドワークを始めてみてはどうだろうか。

「時間がないからムリ、ムリ」なんて言うことなかれ。副業はあくまで副業。自分の好きなことを、できるペースでやればいい。ついでに収入がアップするのだからいうことなしだ。欧米社会ではもはや常識ともいえるべきサイドワーク。もちろん、会社によっては明確に禁止されているところもあるので注意は必要だが、トライしてみる価値はありそうだ。

「まずは経験で、銀行との折衝でもコツが分かんなかったりするんですよ。そのへんをスーパーバイズする役割です」経理の仕事を本業としながらコンサルタントの副業をこなしている杉上さんに話を伺った。

本業の技術を生かしているわけですね。
「そうですね。最初はただ話を聞いて助言するだけでしたけど、それでは信頼性の問題があるかなぁと思ったので、中小企業診断士の資格はとりました…自分で本を買ってきて、勉強して。そうでもしないと、なかなか相談をして金を出すっていう流れにならないかな、と」

・具体的には、顧客とはどのような契約を?
「月額いくら、での契約です。どこらへんまで担当するかによって金額は異なりますけど、1クライアント平均3万くらいです。固定客がいま、4社かな。みんな、近所の顔役からの紹介のお客さんで。それと、単発で細かいのが入ってくることもあるので……」

・売り上げとしては……?
「だいたい月に15万くらいになりますね」

本業との時間の兼ね合いはどのようにしていますか?
「平日はもちろん本業があるので。何か質問があればメールでくれと言ってあります。昼間は対応できないから、電話するなら夜にしてくれと。で、月に1〜2回くらい週末に上京して、ツラつきあわせて話を聞いて、問題があればなるべくその場でつぶしていく、と」

・今はお住まいは東京ではない?
「あ、そうなんです。ま、某地方都市としておきましょうか。そこにある、わりと大きな企業で、経理をやっています。東京に来るときは新幹線使って、泊まるのは実家ですね」

・では、会社にバレる心配はなさそうですね?
「まず大丈夫でしょうね。急に上司に自宅に踏み込まれでもしたら、得体の知れない中小企業の書類があったりするから怪しまれるかもしれないですが…うーん、それはないでしょう」

逆に、本業に何かいいフィードバックがあったりということはないですか。
「むしろそれはあります。副業と本業が同じ経理関係だから余計感じますが、大企業にいると、どうしてもそこの発想でしか動けなくなるんですね。副業で、いろんなところの内情に合わせて、それぞれに最善の方法を考えるのは楽しいですよ。やりがいもあります。企業の人間から解き放たれて、ひとりの経理マンとして物を考えなくっちゃなりませんから、確実に視野は広がりましたね。本業のほうでも、ほかのセクションのひととの話がスムーズになったとは思います」

・杉上さんにとって、本業と副業はそれぞれどんな意味合いなんでしょうか。
「本業は生活の糧ですかね。誰でもそうでしょうけど。で、それだけだと限定されてしまう。経済的なこともそうだし、人付き合いの面でも、趣味でも。そのへんのいろんなことを拡張させてくれるというか、人間としての器を大きく広げてくれるのが副業かな。単に収入が増えるだけじゃなくて」

・だいたい1週間おきくらいに新幹線で東京に来るのは億劫ではないんですか?
「それがね、副業始める前から月1くらいでこっちに来てはいたんです。ジャズが好きなんで、演奏聴いたりとか、CD買いにショップに行ったりとかで。まあ、地元にもショップはあるんだけど、どうしても品揃えが貧弱だから…。そうした意味では、こっちに来ること自体は苦にならないかな。いま住んでるところは、そういう、文化面では弱いけど、自然環境は申し分ないし、物価が安かったり、食べ物がうまかったりで、それはそれで捨てがたいところはある。だからっていうわけじゃないけど、本業と副業とトータルで、両方あってこその自分なのかなって思います。本業の仕事はもちろん大事だし、かといってそれだけじゃあ、ちょっと。仕事も、私生活や趣味の充実も、どっちも大切。それを円滑に進めてくれるのが副業で得た収入、って感じかな」(伊藤 秋廣)

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