現在アメリカで発行されている紙幣は1ドル〜100ドルまでの7種類のみですが、かつては500ドル〜10万ドルの超高額紙幣も発行されており、その画像が紹介されています。

ちなみにアメリカでは紙幣ではなくクレジットカードや小切手で支払いをすませることが多いので、今では50ドル紙幣や100ドル紙幣もあまり一般には流通していないそうです。

詳細は以下から。$500 to $1,000 to $10,000 and Beyond: The Biggest Dollar Bills in United States History

1928年に発行された500ドル紙幣。肖像は第25代アメリカ合衆国大統領ウィリアム・マッキンリー。非常に数が少ないためコレクター間では数千ドルで取引されているとのこと。


裏はシンプルに「500」と描かれています。一応今でも額面通りの値段で店舗にて支払いは行えるそうです。


500ドル紙幣と同じく1928年に発行された1000ドル紙幣。肖像は第22代および24代アメリカ合衆国大統領グロバー・クリーブランド。


裏面はアルファベットで国名と額面が描かれています。発行は1946年まで行われ、1969年に流通停止されました。


1934年に発行された5000ドル紙幣。第4代アメリカ合衆国大統領ジェームズ・マディスン。


現在残っている5000ドル紙幣は世界中で500枚以下。裏面がワシントン辞任の図になっている記念紙幣バージョンもあります。


5000ドル紙幣と同じく1934年に発行された1万ドル紙幣。肖像はエイブラハム・リンカーン大統領の下で財務長官および最高裁長官を務めたサーモン・ポートランド・チェイス。


誰がこんな紙幣を使っていたのでしょうか。


そして、これが10万ドル紙幣。肖像は第28代アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソン。


この10万ドル紙幣は一般に流通しなかった金貨証券で、主に連邦準備銀行と連邦政府との間での決済に使用されました。


・関連記事
14才の少女が作った色彩豊かな紙幣のドレス - GIGAZINE

ダースベーダーが肖像となっているスターウォーズのお札 - GIGAZINE

世界の一風変わった形のお金いろいろ - GIGAZINE

100万ドル分の金やダイヤを使ったアイスクリームアート - GIGAZINE

記事全文へ