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お茶の花からメタボ対策の新素材!? 茶花研究会が発足
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策への関心が高まるなかで、お茶の花(茶花:ちゃか)の成分に注目して研究を進める「国際茶花研究会」が発足、2008年2月12日に東京都内のホテルで発表会が開かれた。「お茶」の葉に含まれるカテキンが、老化の防止や血中のコレステロール値を整えたり、便秘の予防などに有用という研究結果はすでに出ていた。さらに、お茶の花にもサポニンやフラボノイドといった成分が含まれていて、脂肪吸収の抑制作用や腸運動亢進作用からメタボの原因といわれる肥満や糖尿病の予防に役立つのではないか、というのだ。
4月からはメタボリックシンドロームに対応した特定健診や特定保健指導が導入されることもあって、研究会の発足には約50人もの報道陣が集まり、肥満対策への関心の高さをうかがわせた。発足にあたり、研究会の事務局となる近畿大学薬学総合研究所の村岡修教授は、「近年、科学的な裏づけのない健康食品が問題になっているが、研究を通じて(茶花の)安心、安全性を保てるようにし、また新たな効能の発見にもつなげていきたい」と抱負を語った。
発足人のひとり、京都薬科大学の吉川雅之教授が行った臨床治験では、茶花抽出エキスを40人の成人に1か月間投与したところ、平均1.70〜2.50キログラムの体重の減少を確認。吉川教授は「茶花にあるサポニンが糖分の吸収を抑制することは報告されているが、ダイエットについて指摘するのはおそらく初めてだと思う」と説明。アンチエイジング研究の第一人者である順天堂大学大学院の白澤卓二教授は、「メタボにみられる脂肪の蓄積は20〜30年かけてしのび寄ってくるので、生活で密着したプログラムでの改善努力が必要だ」と話し、食事と運動の重要性を改めて語った。
お茶は白い椿のような美しい花をつける。ただ、花を咲かせると茶葉に必要な栄養分が行かなくこともあり、これまでは茶園の農家に見向きもされなかったが、ここにきてメタボ対策という思わぬ活用法が出てきたわけだ。
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