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08年の競馬界を「アッ!」といわせる5人のホースマン【2】

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08年の競馬界を「アッ!」といわせる5人のホースマン【2】
「ファンを魅了する競馬をしたいと常に思っている」08年、内田博幸の新たな挑戦が始まる。(写真=西原敏弘) 写真一覧(2)

地方競馬の雄、新たなる挑戦

内田博幸(うちだ ひろゆき)
70年福岡県生まれ。大井競馬・荒井隆厩舎所属。89年4月、大井競馬場で騎手デビュー。04年には年間385勝を挙げて全国リーディングを獲得。06年には史上最多となる年間524勝という大記録を達成。また、07年5月6日・NHKマイルCで自身初となる中央GI初勝利を飾った。08年1月28日現在、通算3130勝。


「ここまで続けられたということが、何よりも自分の自信になっている」(NARグランプリ最優秀騎手賞の受賞式にて)
──内田博幸。層の厚い南関東でダントツの勝ち星を挙げ、中央でも活躍。昨年は自身初となる中央GI制覇も達成した。まさに『向かうところ敵なし』に映るが、本人は今だ勉強中だという。

「(去年は)改めて競馬の難しさ教えてもらった1年だった。勝ちたい勝ちたいと思ってても、簡単に勝てるもんじゃない。強引さも必要だけど、なにより馬に合わせることが大事。そういう意味で、最近はやっと自分の気持ちをコントロールできるようになってきたかな」

 内田騎手というと、これまで何年も南関3位という印象が強かった。的場文男騎手(大井)、石崎隆之騎手(船橋)という大きな大きな壁が立ちはだかっていたからだ。しかし04年、初の南関リーディングに輝いてからは、他の追随を許さない圧倒的な成績を挙げている。その飛躍について、「中村(剛士)君に出会えたことが一番大きいね」と、内田騎手は語る。

 元地方騎手である中村剛士さん。大きなケガにより騎手を続けることを断念し、大井へとやってきたとき、内田騎手を見て、『もっと上に行ける人だ!』と強く感じ、自らマネージャーに志願。乗り馬の確保から調教、レース時の馬具の準備、取材の対応など、これまでレース以外で内田騎手にかかっていた負担を一手に引き受けた。そしてレースだけに集中できるようになった内田騎手は、一気にブレイク。傍目には見えない苦労はたくさんあっただろうが、ドラマのような快進撃がはじまった。4年連続となる南関リーディング、中央での大活躍、そして昨年には中央・地方合わせて524勝という、前人未到の年間最多勝利記録を達成した。(次のページへ

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数々の偉業を成し遂げた今もなお「ここからが始まり」と言い切る
   
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