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飛び出すネットコマースは、大福の味

飛び出すネットコマースは、大福の味
大福のセールスで飛び込んできた畠山さん (撮影 安居院 文男 4日 五反田) 写真一覧(2件)
【PJ 2008年02月06日】− 4日、東京・五反田の小さな事務所で仕事をすることがあった。事務所のドアがノックされ、若い人が顔を出した。「何でしょうか」「大福もちのセールスなんです」「えっ」と思わず聞き返した。見れば20歳ぐらいの若い男が発泡スチロールの白い箱を持って立っていた。「東京に事務所のない京都の豊寿庵というところの大福を売っています」と、その男は言った。「今は、インターネットなどで通信販売があるのに、わざわざ飛び込みで」と、話を聞いた。

 聞いてみるとアローズという会社のスタッフで、その会社は、各地のおいしい名産品を売っているのだそうだ。説明書によれば、買いにゆくにはちょっと遠い、取り寄せるのに手間がかかる。というものを売っている。飛び込み販売はキャンペーンだそうだ。この男性の畠山さんは23歳。高校を出て2年半ぐらい自動車メーカーの工場に勤めたが、8カ月前からこの仕事をしているそうだ。アローズは4年前ぐらいにできた会社で、今度の大福キャンペーンは15人ぐらいでやっている。

 朝10時ごろから夕方6時ごろまで1日8時間、歩合制だそうだ。「どのぐらい会社を回るんですか」「1日300件から400件ぐらい、駆け足で回ります」「どのぐらい売れるんですか。「この3個入り525円のパックを70パックぐらいです。手車に発泡スチロールを乗せて、今日は五反田方面に電車で来ました」。

 2パック買って食べてみたが、なかなかしっとりしてうまい。大福は味が勝負。商売は体力勝負。インターネットが普及しても、こういう商売が成り立つんだなと感心してしまった。飛び出すネットコマースは、大福の味がした。【了】

■関連情報
豊寿庵

有限会社アローズ
横浜市中区大田町4−45 第一国際ビル5階

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 安居院 文男【 東京都 】
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京都大原三千院 豊寿庵の大福 背景の写真は豊寿庵 (撮影 安居
   
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